アニメ「
2021年7月より放送される「現実主義勇者の王国再建記」は、勇者として異世界に召喚されたはずの主人公・相馬一也が内政能力の高さを買われて王様となり、多才な仲間を募って国を立て直していく“異世界内政ファンタジー”。今回、主人公のソーマ・カズヤ役を
渡部監督、小林、水瀬からはコメントも到着。渡部監督は原作の面白さを絶賛するとともに、「アニメづくりに際しては姑息な技巧はこらしていません。登場人物たちのやりとりをじっと聞き入ってほしい。原作の面白さを忠実に再現すべく取り組んでいます」とメッセージを贈っている。また、小林は「決してカリスマ的な力を持っているわけではありません」と自身の演じるカズヤを説明し、「しかし彼の優しさ、人の良さについてきてくれる民や仲間のために、そして祖父に言われた言葉を胸に彼は国を率いていきます。そんな『すごい』ではなく『優しい』キャラクターにしていきたいです」と役作りへの思いを語る。「剣と魔法の世界で彼が行ったのは冒険…ではなく、王国大改革!という文字にとても興味を惹かれました」と作品の印象を話す水瀬は、「リーシアはそんなソーマを支え、時には背中を預けられる存在となれるよう大切に演じていきたいと思います」と意気込みを伝えた。
渡部高志(監督)コメント
異世界に転生、あるいはリープしたとして、カンストスキルもなくフィジカルも全く普通で魔法もおぼつかず剣も使えない。
この状態でスタートしてストーリーが成立するか?
そんな疑問を常々抱いていた天邪鬼な私がついにこの原作に出会ってしまった。
疑問はたちまちにして氷解。面白いのです。読み物として実に面白い。
普通の若き常識人で若干人より歴史と政治経済が得意なだけの主人公が現代の常識と知識を駆使し、
蒙昧な中世世界で生じる政治経済的問題をベストとは言えないがベターなやりかたで解決していく。
実に現実的でリアルだ。起業や政治を志す熱きハイティーンはきっと主人公ソーマに思い入れるだろう。
息をのむ魔法戦も、大軍同士が激突する戦略戦もない。あるのはただ知恵のみ。
当初の報酬はリーシアに代表される個性豊かなヒロインたちに尊敬されることのみ。尊敬がやがて・・・。
この展開面白いのだが映像づくりとしては至難の業なのです。アニメづくりに際しては姑息な技巧はこらしていません。
登場人物たちのやりとりをじっと聞き入ってほしい。原作の面白さを忠実に再現すべく取り組んでいます。
作中の事象は粛々と進みますが、粛々と積み上げた細部に神が宿ります。
小林裕介(ソーマ・カズヤ 役)コメント
ソーマ・カズヤを演じさせて頂きます!彼は現代知識を駆使して異世界の人々から支持を得ていきますが、決してカリスマ的な力を持っているわけではありません。足りない知識や能力があれば人に頼るし、自分の立場に荷の重さを感じてしまう時もあります。しかし彼の優しさ、人の良さについてきてくれる民や仲間のために、そして祖父に言われた言葉を胸に彼は国を率いていきます。そんな「すごい」ではなく「優しい」キャラクターにしていきたいです。
水瀬いのり(リーシア・エルフリーデン 役)コメント
剣と魔法の世界で彼が行ったのは冒険…ではなく、王国大改革!
という文字にとても興味を惹かれました。
現代日本から異世界に召喚されたソーマが自らの知識やアイディアを駆使して様々な問題を解決して行く爽快な物語です。
リーシアはそんなソーマを支え、時には背中を預けられる存在となれるよう大切に演じていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
TVアニメ「現実主義勇者の王国再建記」
2021年7月より放送開始予定
スタッフ
原作:どぜう丸「
キャラクター原案:冬ゆき
監督:
脚本:雑破業、大野木寛
キャラクターデザイン:大塚舞
音楽:立山秋航
音響監督:明田川仁
プロデュース:WOWMAX
アニメーション制作:J.C.STAFF
キャスト
ソーマ・カズヤ:
リーシア・エルフリーデン:
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大野木寛 @dadasiko
アニメ「現実主義勇者の王国再建記」に小林裕介&水瀬いのり、制作はJ.C.STAFF(コメントあり) - コミックナタリー
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