今年5月12日に死去した秋山。ビッグコミックオリジナル14号には、
ビッグコミックオリジナル編集部コメント
ジョージ秋山氏の追悼号に「浮浪雲」の一話を再録することに決めたはいいものの、連載44年、全1039話の中からひとつを選ぶのは至難の業でした。「浮浪雲」という作品は、人間の営みを、つまり生と死をずっと描いてきた作品だからです。
「風のせい」という今回再録した一編は、まさに生と死を描いたものです。この作品の中で(1039話の中でも本当に滅多にないことですが)主人公の“雲”が涙を流して泣いています。
大切な人を失った時、大切な人を失った人を目の前にした時、できることは何もない。ただ「その死」を抱きしめて泣くことくらいしかできないのだと。今、痛感しています。
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「ビッグコミックオリジナル 2020年14号」
[雑誌] 2020年7月4日発売 / 小学館
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ジョージ秋山の追憶企画がBCオリジナルで、41名のマンガ家からメッセージ https://t.co/NEai0t2rYs