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「フラグタイム」新場面カット公開、監督や担当編集者から熱いコメントも

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「フラグタイム」の新たな場面カット。

「フラグタイム」の新たな場面カット。

さと原作によるOVA「フラグタイム」の新たな場面カットが公開された。

11月22日より新宿バルト9ほかにて期間限定上映される「フラグタイム」は、3分間だけ時間を止められる内気な女子高生・森谷美鈴と、止まった時間の中で唯一動くことができる美少女・村上遥の関係を描く物語。このたびお披露目された場面カットでは、森谷と村上のデートシーンや、美しく描かれた夕焼け空などが切り取られた。併せて監督・脚本を手がける佐藤卓哉をはじめ、スタッフ陣からのコメントも到着している。

また本日20時30分から、森谷役の伊藤美来、村上役の宮本侑芽による公開直前生放送を実施。YouTube Live、LINE LIVEにて視聴が可能だ。

さと(原作)コメント

生きるのに不器用な自分の気持ちを綴ったフラグタイム。
たくさんの才能のある方々の手によって、新たに生き生きとしたものに作られていく感動を制作途中で何度感じたことか…。
きっと遥も美鈴も、色んな人の中にいるんだと思います。
是非、たくさんの方に観ていただきたいと思っております。

佐藤卓哉(監督・脚本)コメント

世界は可能性に満ちていて、それゆえ、時にややこしい。
無限にある選択肢の中で「たったひとつ本当の自分」を見つけ、保ちつづけるのは簡単なことじゃない。
誰かをがっかりさせたくなくて、皆に求められる自分を演じ、少しずつ積もっていく息苦しさに気付かない振りをし続けるうちに、いつのまにか自分が判らなくなっていく───。
アニメ「フラグタイム」は、そんな翳りを内に抱えた二人が触れ合い、束の間つながり合い許し合う瞬間を切り取った作品です。
「それは刹那の夢」かもしれないけれど、観て下さった方々にとって確かな時間であることを願っています。

須藤智子(キャラクターデザイン)コメント

ご縁をいただき、素敵な原作のアニメ化に携わることができました。
キャラクターデザインとして、原作の持つ空気感や各キャラクターの人となりを大切にしながら、アニメ版では原作とは少し違ったアプローチでの画面作りを目指しています。
原作をご存知の方も、今回初めて作品にふれた方も、アニメ版「フラグタイム」の公開を楽しみにお待ちいただけると幸いです。

rionos(音楽)コメント

女子高生二人の日常と、時間が止まっている3分間の非日常、その対比を音楽でも表現してみました。
表に出すことはなくても誰もが心の中に秘めている、ヒリヒリする感情と向き合っていく二人の姿を、美しい映像と共に音楽も楽しんで頂けたら嬉しいです。

菅原明子(原作担当編集・プロデューサー)コメント

原作の最終回の原稿を読んだ時、会社の机で泣いたことを覚えています。
何かにつけて、「どうせ私なんか」と下を向いていた学生時代の自分に読ませたい、と心から思った「フラグタイム」が、5年という時間を経て、素晴らしいスタッフの方に恵まれ、映像化されることになりました。
今、自分がいる場所から消えたい、と思っている人たちに、どうか届きますように。

寺田悠輔(プロデューサー)コメント

2014年、社会人になったばかりの頃。この原作に出会い、その優しさに救われました。
自分同様、この作品に救われる人がきっと他にもいるはずだと思っています。
森谷さんや村上さんのように、日々生き辛さ、息苦しさを感じながらも自分なりの美しい生き方を模索する全ての方への敬意をこめて、特に学生の皆さんへの敬意をこめて、今回の映像化と向き合っています。

※11/21 21:00追記:記事初出時より、さとのコメントを追加しました。

OVA「フラグタイム」

2019年11月22日(金)より新宿バルト9ほかにて期間限定公開

スタッフ

原作:さと「フラグタイム」(秋田書店)
監督・脚本:佐藤卓哉
キャラクターデザイン:須藤智子
プロップデザイン:西本成司
色彩設計:岩井田洋
美術監督:本多敬
美術設定:本多敬、佐藤正浩、きむらひでふみ
撮影監督:口羽毅
編集:後藤正浩
音楽:rionos
アニメーション制作:ティアスタジオ
配給:ポニーキャニオン

キャスト

森谷美鈴:伊藤美来
村上遥:宮本侑芽
小林由香利:安済知佳
島袋美由利
拝師みほ
梅原裕一郎
田所あずさ
高橋未奈美
佐倉綾音

(c)2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会

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