北条が「どうもこんばんは、北条でーす。ありがとうございまーす」と挨拶すると、1人の観客をきっかけに次々と「かわいいー!」の声が上がる。北条は「しゃべらせてよ!」と照れながらも、「(観客動員数が)100万人突破したということで、想定外のことに目を白黒させています」と心境を口にした。またリョウの誕生日である本日、イベントが開催されたことについて「3月26日なんて誰も覚えてないと思ってましたけどね」とこぼすと、客席からは「覚えてまーす!」との返答が。「大方の予想を裏切っての大ヒットとなったと思いますが、感無量ですね。ありがたいです」としみじみ述べた。
こだま総監督も同作のヒットに触れ、「『シティーハンター』がこの時代に認知されたことがうれしいです」と述懐。「今回は昔のイメージをできるだけ画面に出そうとして、今風の複雑な加工をほとんどしていないんです。コアなファンの方たちのためにそうしようと決めていました」と明かした。
この日の応援上映に参加していたという神谷は「皆さんと一緒にサイリウムを振り応援してました。楽しかったです!」と笑顔を見せる。また「僕のところには10代、20代の方から『面白かった!』『ハマりました!』というツイートが届いております。僕たちのシティーハンター愛を皆様に受け取っていただいて、それがこんなに大きくなって。この先、期待できるかなあと思わせるような思いが自分の中にはあります」と続けると、それに客席も大きな拍手で同意する。応援上映を初めて体験したという伊倉は「気の利いたツッコミを入れてくれていて笑っちゃいました。交通事故が起きてしまうシーンで『前向いて!』とか(笑)。そりゃそうだ!って」と楽しげな表情を浮かべた。
またイベントの中盤、リョウと、3月31日に誕生日を迎える香を祝福するケーキも登場。誕生日を3月26日に決めた理由を問われると、北条は「偶然なんです。誕生日の話を描こうとなったときに、偶然その日だった。だいたい原稿を描いてるときか、発売日にするのがお決まりになっています」と告白した。
最後に小形プロデューサーは「このままヒットしていただいて、ぜひ年末までやっていただけたら。それこそ紅白で『もっこり』をぜひ聞きたいなと思っています」と挨拶。神谷は「どのくらい続いてくれるかな、1週でも長く続いてくれるといいなと願い続けてきました。それが『ドラえもん』と一緒に上映され、恐らくこのあと『コナン』とも上映される。それははっきり言って、夢のまた夢でした。これもひとえに応援してくれた皆さんの熱い思いの結晶だと思います。今日は本当にありがとうございました!」とファンへ感謝を届けた。
「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」は全国で公開中。
※冴羽リョウのリョウは、けものへんに「僚」のつくりが正式表記。
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