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アニメ「フルバ」中村悠一が「由希にときめいた自分がいる」、由希派の佐藤聡美も首肯

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左から種崎敦美、島崎信長、石見舞菜香、内田雄馬、中村悠一、佐藤聡美。

左から種崎敦美、島崎信長、石見舞菜香、内田雄馬、中村悠一、佐藤聡美。

「新TVアニメ『フルーツバスケット』アニメ化決定記念イベント」が、本日3月16日に千葉・幕張国際研修センターにて開催された。コミックナタリーでは、昼の部の様子をレポートする。

1998年から2006年まで花とゆめ(白泉社)にて連載された高屋奈月「フルーツバスケット」のアニメ化を記念して開催された本イベント。開幕とともに本田透役の石見舞菜香、草摩由希役の島崎信長、草摩夾役の内田雄馬、草摩紫呉役の中村悠一、魚谷ありさ役の種崎敦美、花島咲役の佐藤聡美がステージに現れた。「フルバ」と同じく1998年生まれだという石見は「収録自体は去年の夏くらいから始まっていたので、こうして皆さんにお届けできる時期になったんだなと、ドキドキでいっぱいです」と初々しく挨拶する。

「フルーツバスケットを語ろう!!」のコーナーでは、MCによる「連載当初に(『フルバ』を)読んでいた人は?」という問いかけに、種崎と佐藤が挙手。佐藤は「当時花とゆめを買ってたんですけど、雑誌なのでたくさんいろんな作品がある中で、『フルーツバスケット』は大好きだったので一番最後に読んでいました。ショートケーキのイチゴみたいな」と思い出を語ると、単行本派だったという種崎も「周りもみんな読んでて」と相槌を打つ。佐藤も頷いて「クラスの女子がみんな読んでた! 由希くん派と夾くん派で分かれてて……」と話した瞬間、「2人はどっちが好きなの?」と中村が唐突にイン。観客の笑いを誘った。佐藤が「私は由希くん」と言うと、島崎はガッツポーズで喜ぶ。内田が祈るような目で見つめる中、種崎は「夾くんでーす!」と明かし、「学生のときもこれくらいきれいに(由希派と夾派が)割れてた」と述懐した。

「フルーツバスケット」は、2001年にもテレビ東京系にて全26話でTVアニメ化されている。このたびの再アニメ化に際し、高屋が「作品に思い入れを持ってもらえる。というのはゾッとするほど困難で、奇跡のようにありがたい事だと常に思っています。前作へのリスペクトを忘れる事なく、その上で、一人でも多くの方に新たな思い入れを抱いてもらえるような作品を構築していってくださることを願っております」とコメントを寄せたことが紹介された後、MCが声優陣に「キャストに決まったときの気持ち」を質問。内田は「事務所のデスクさんが(『フルバ』を)お好きで。いつもは役が決まったときも『おはようございます。ええ、○○役、決定です』という感じなんですが、今回は『内田さん……はあ(ため息)……夾くんです……』と様子が違って」と明かすと、会場は爆笑の渦に。「すごい役だな!と。これは気合いを入れねばならぬ」と決意を新たにしたと言う。中村も「紫呉役の前任者の置鮎(龍太郎)さんから『紫呉役よろしくね!』って連絡が来たので、『やらせていただきます』という話をさせていただいたり」と振り返った。

主人公の透について、石見は「原作を読ませていただいたとき、透くんが本当に素晴らしい人間すぎて、どうしたら表現できるのかとすごく悩んだんです。彼女から生まれる言葉ってとても素直できれいで、だからこそ人を動かす力があるのかなと思って、とにかく受け取ったものを素直に素直に変換して、表現していけたらいいなと演じさせていただいています。徐々に徐々に、透くんになれるよう、日々がんばっております」と語った。

そして一旦キャスト陣が降壇し、アニメ「フルーツバスケット」第1話・第2話の先行上映がスタート。上映中はところどころ観客から笑いがこぼれ、再度キャスト陣がステージに登壇した際は拍手が巻き起こった。MCがキャスト陣に“胸キュン”ポイントを尋ねると、中村が「僕からかな」といの一番に反応。「意外かもしれないですけど僕、こう見えて実は少女マンガをあまり読まないんです」と冗談交じりに告白すると、ほかのキャスト陣も「意外ですね!」「少女マンガで育ったようなイメージがあるのに!」と合いの手を入れる。中村は「そんな僕から見て、由希の王子様感はなかなかしんどいと言うか、男から見て共感しづらいんです。役者目線で、自分が由希を演じなければいけないと仮定したとき、どう取り組めばいいのか……。由希は女子の理想の王子様ですが、女性の理想ってことは男性の中にいないってこと。以前は久川(綾)さんが演じてましたけど、女性のほうが理想の王子様はアプローチしやすいのかもしれない。中性的なところも難しいし、ちょっとでも配分を間違えると王子様ではなくただのイケメンになってしまう」と、由希役の難しさに言及。

「だからアフレコのとき、信長がこういうアプローチでやるんだと見ていて。でもアフレコって、(ストーリーに)没入しないじゃないですか。俯瞰的に見たり、流れを見たり。この上映会で、初めて絵と音が付いた完成した由希を観て、なるほどな、と。ちょっと由希にときめいた自分がいる。この気持ち、何……?って」と、“共感できない”と思っていた由希に胸キュンしていたことを告白し、第1・2話で特にキュンとした場面を挙げる。これには島崎もにっこりしてはしゃぐ様子を見せ、由希派の佐藤も「言いたいことは全部中村さんが言ってくれた」と首肯した。

TVアニメ「フルーツバスケット」は4月5日よりテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知にて放送スタート。原作マンガの全編がアニメ化され、高屋もアニメの総監修として参加する。このアニメ化決定記念イベントにて、キービジュアル、本PVが公開。オープニングテーマはBeverlyが歌う「Again」、エンディングテーマはビッケブランカが歌う「Lucky Ending」に決定したことも発表された。

島崎信長種崎敦美の崎は立つ崎が正式表記。

(c)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

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