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「セトウツミ」此元和津也がルミネのクリスマスドラマで脚本家デビュー

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「MATCH girls」ビジュアル

「MATCH girls」ビジュアル

「セトウツミ」の此元和津也が、ルミネのクリスマス限定ドラマ「MATCH girls(マッチガールズ)」の脚本を手がけた。

「MATCH girls」では、経済的に恵まれない少女が悲劇の結末を迎えるアンデルセン童話「マッチ売りの少女」を、現代の東京を舞台に“ハッピーエンドの物語”としてリメイク。遠距離恋愛中の彼氏とうまくいっていないOL・相川杏奈と、片思い中のフリーター・別所美幸という2人の女性が、クリスマスイブにとある喫茶店で会話劇を繰り広げる。杏奈役は岸井ゆきの、美幸役は中村ゆりかが担当。監督はドラマ「忘却のサチコ」の山岸聖太、主題歌にはLUCKY TAPESの「ワンダーランド」が起用された。

此本は「孤独感は自分自身が生み出した幻想であって、実は決して孤独ではないんじゃないかと『マッチ売りの少女』を初めて読んで思いました。どうしようもなくひとりで、強くてかっこいい女性たちの物語をご覧ください」とコメント。なお此本がオリジナル実写の脚本に挑戦するのは、これが初めて。

「MATCH girls」は12月10日に特設サイトで公開予定。現在YouTubeにて、その予告編が公開されている。

此元和津也コメント

ひとりで仕事する大変さは、孤独だからという一言に尽きるのですが、複数で仕事する大変さは、複数の干渉を受ける上に、結局孤独なんだなあと思った反面、孤独感は自分自身が生み出した幻想であって、実は決して孤独ではないんじゃないかと「マッチ売りの少女」を初めて読んで思いました。どうしようもなくひとりで、強くてかっこいい女性たちの物語をご覧ください。

山岸聖太監督コメント

わたしは聖太と書いて“サンタ”と読む世にも珍しい本名を持つ人間なのですが、こんな名前に産まれながら、個人的に昔からクリスマスには”楽しさ”と共にすこし物悲しさを感じておりまして、どこか自分が取り残されているような、クリスマスになれていない感覚が若干あり、その象徴のひとつとして「メリークリスマス」って口に出してうまく言えない自分がいます。これは名前には関係なく、しょうもない自尊心の問題なのかなと思っているのですが、もしかするとこの物語の主人公2人もそんなタイプの人間なのかもしれません。マッチ、街、待ち。2人にとってのクリスマスイブのハッピーエンドな物語を、素敵なキャストの皆さんとスタッフと共に描きました。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。この物語のようにならば、今年はわたしも誰かに言えるかもしれません。

中村ゆりか(相川杏奈役)コメント

このような素敵な企画に参加することができとても嬉しいです。クリスマスをどのように過ごすのか悩んでしまいますが、心の底に抱える小さな考え事もこのショートドラマでなんとなく消し去れたなという気持ちになるのではないのかなと思います。そして気づけばハッピーな思いに包まれるといった魔法にかけられたようなショートドラマを全ての方に感じて頂きたいです。

岸井ゆきの(別所美幸役)コメント

クリスマスのイルミネーションが少しずつ、街に灯り始めました。クリスマスに遊ぶ友達もいない、好きな人とも約束できず、卒業以来会っていない同級生を喫茶店に呼び出す女の子、もいると思います。いました。そんな女の子を演じました。コンプレックスや思い込みで強がって素直になれないけど、話してるうちに強がる必要がないと分かる。そういう経験が私にもあります。街も色めき立つ特別な日の魔法で少し心を開いてみるのも悪くない、と思います。みんなで作ったクリスマスのある一日の物語。ぜひご覧ください!

MATCH girls

12月10日(月)特設サイトにて公開

スタッフ・キャスト

脚本:此元和津也
監督:山岸聖太
主題歌:LUCKY TAPES「ワンダーランド」
出演:中村ゆりか岸井ゆきのでんでん嶺豪一笠松将川上友里水石亜飛夢、山根愛

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