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松本零士が島崎譲に託した「銀河鉄道999」続編1巻発売、電車内で記者発表会

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左から、「銀河鉄道999」の車掌さんの像、松本零士、島崎譲。車掌さん像は普段は大泉学園駅に飾られているが、この会見のために豊島園駅に運ばれてきた。

左から、「銀河鉄道999」の車掌さんの像、松本零士、島崎譲。車掌さん像は普段は大泉学園駅に飾られているが、この会見のために豊島園駅に運ばれてきた。

松本零士原作による島崎譲「銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー」1巻が本日11月20日に発売。単行本の発売を記念した記者発表会が、西武鉄道池袋線の電車内で本日実施された。

豊島園駅に停車した電車内での記者発表会には松本と島崎が登壇。松本は「私は電車に乗るのが大好きなんですよ。15歳のときに連載を始めて、18歳のときに24時間かけて、電車で北九州から上京したから今の自分がいるんです」と挨拶。電車内での会見については「列車でやるのは何度かありましたが、とても楽しい。幸せな感覚です。ラッピング電車もやらせてもらったし、(自身が住んでいる西武線沿線は)生まれ故郷とは違うけど、私のふるさと。大切な大切な路線」と、電車愛を語った。

「銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー」は、松本の代表作である「銀河鉄道999」の続編。鉄郎の3度目となる銀河鉄道999での旅が描かれている。「ガンフロンティア」のリブート作品「ガンフロンティア~ハーロック&トチロー青春の旅~」でも松本とタッグを組んだ島崎がマンガを手がけた。

共作のきっかけについて島崎は「私は前から(松本の)すごくファンだったので、ブログのほうに勝手にファンアートを描かせていただいていたら、そのイラストのいくつかを仲介の方に認めていただいて、(松本)先生を紹介していただいて。『これなら描かせてみてもいいかな』という感じでお話をいただき、まず『ガンフロンティア』をやらせていただきました」と語る。なお島崎はこのような会見に出席するのが初めてとのことで、憧れの松本が隣にいるということもあり「今でも夢のようで……現実なのかな」と緊張の面持ちだった。

島崎による「アルティメットジャーニー」について松本は「毎回毎回、だんだん絵もストーリーの作り方もお上手になっていかれるのがわかるんです。新しい路線、レールウェイを走り続けていただきたい。私は80歳だから誕生日は嫌なんです。若い人の未来というのはうらやましいですよ。若さというのは人生の宝物だから、どうか元気にがんばってください」とエールを送る。これを受けた島崎は「ありがとうございます! 泣きそうです」とコメントした。

タイトルに「ANOTHER STORY」と冠されていることについて島崎は「『999』の本当の物語は、先生が今でも描き続けていらっしゃる。先生がいつまでも現役でいらっしゃるので、本線は先生がずっと描き続けてくださるとみんなが期待してよろしいと思います」と、原作ありきでの「ANOTHER STORY」であることを強調したが、松本は「私が描いているものは今、ブラックホールの中。終着駅(にあたる作品)はまだ見えない。描いてしまうと人生が終わりになるのでまだ描きたくないです(笑)」と語った。

「999」という松本の代表作の続編を描くことについて島崎は「もちろんプレッシャーはすごく大きいです。『999』は世界中にファンがいらっしゃって、それぞれの心の中に長い間ずっと、それぞれのキャラクターが育っていると思うんですね。その人たちの持っているイメージを壊さないっていうのがものすごく大切なことだと思っているので、そこは毎回、肝に命じています。とにかくイメージを壊さない、いいイメージを上乗せできたらいいなということを心がけてやっております」とアピール。「先生の熱い思いをどこまで描けるかという部分をがんばっております。それが読者の方に伝わるといいなという、それだけでいっぱいです。楽しんでいただければ」と意気込んだ。

最後に記者から「小池百合子都知事がハロウィンにメーテルのコスプレを披露していましたが、それを見た感想は?」と質問が飛ぶと、松本が「作品というのは見ていただくために描くわけですから。見てくださってああいうコスプレもやっていただけるのはうれしいですね」と見解を示し、会見は終了した。

「銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー」1巻のほか、松本原作による嶋星光壱 「キャプテンハーロック~次元航海~」9巻も本日同時発売。また発売中の月刊チャンピオンRED2019年1月号(秋田書店)には、「銀河鉄道999」ほか松本の代表作のイラストを使用した「松本零士カラークリアしおり」が付属している。

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