紀元前14世紀、古代オリエントのヒッタイト帝国を舞台にした「天は赤い河のほとり」は、少女コミック(小学館)で1995年から2002年まで連載された大河ロマン。ヒッタイト帝国の第3皇子カイルと現代からタイムスリップした少女ユーリの恋を軸に、カイルを亡き者にしようと画策する皇妃ナキアや、隣国のミタンニ、エジプトとの対立などが壮大なスケールで描かれた。「ミュージカル・オリエント『天は赤い河のほとり』」では、カイル・ムルシリを宙組トップスター・
舞台はユーリのボーイフレンドだった氷室が教授となり、古代の遺跡でカイルの幼なじみにして馬事総監のキックリが記した楔形文字の粘土板を発見した場面からスタート。そして凛城きら演じるキックリの口上から物語は古代オリエントへ飛び、きらびやかな衣装に身を包んだ真風涼帆演じるカイル、
明けの明星が輝く夜明け前、ヒッタイトの泉に現代日本から召喚されたユーリが現れる。ユーリは
囲み取材には、真風と星風が登場。真風は「少女マンガを題材にしているので、個性豊かなキャラクターが出てきてプロローグから私自身もドキドキするような仕上がりになりました」と自信をのぞかせる。星風も「原作ファンの皆さまにも、宝塚ファンの皆さまにも楽しんでいただけるような作品になればと思います」と意気込んだ。
宝塚歌劇宙組「ミュージカル・オリエント『天(そら)は赤い河のほとり』」「ロマンチック・レビュー『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~」
東京公演
日程:2018年5月11日(金)~ 6月17日(日)
会場:東京宝塚劇場
宝塚歌劇宙組「ミュージカル・オリエント『天(そら)は赤い河のほとり』」
原作:
脚本・演出:小柳奈穂子
出演:
「ロマンチック・レビュー『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~」
作・演出:岡田敬二
出演:真風涼帆、星風まどかほか
関連記事
篠原千絵のほかの記事
リンク
- 宙組公演 『天(そら)は赤い河のほとり』『シトラスの風-Sunrise-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
谷 勝弘 @katsuhirotani
【公演レポート】宝塚版「天は赤い河のほとり」東京で開幕、真風涼帆「私自身もドキドキ」 - コミックナタリー https://t.co/HbIoSeqHx2