水木由真「まがいの器」不思議な商品扱う古道具屋を描いた短編連作が単行本化

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水木由真の単行本「まがいの器~古道具屋奇譚~」が、本日3月7日に竹書房より刊行された。

「まがいの器~古道具屋奇譚~」

「まがいの器~古道具屋奇譚~」

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「まがいの器~古道具屋奇譚~」は街の片隅にひっそりと店を構える奇妙な古道具屋・慈空堂を舞台に、訪れる客と商品をめぐる短編連作。表題作「まがいの器」では、無価値の壺を父が3000万もの大金で購入したことで傾いてしまった会社の2代目社長が登場する。父に壺を売りつけた慈空堂を発見した息子は文句を言いに店に怒鳴り込む。しかし彼はそこで、父が壺に見た真の価値を知る。

そのほか時間の幽霊が映る鏡を客に見せる「時間幽霊」、お気に入りのペン軸をなくしてしまったマンガ家が店を訪れる「或るペン軸の生涯」、身に付けると強烈な頭痛に襲われるという宝石を女性が店に持ってくる「赤い石」、曾祖母の持っていた奇妙な目の人形を巡る「あなたしか見えない」、人からもらった大切なレコードの物語「7月のノイズ」、慈空堂の客を取材して回る男性を描いた「Interview~ある古道具屋の物語~」という計7編が収められた。

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