イベントには日本語吹き替えキャストの
自らが声を当てた少佐役のスカーレット・ヨハンソンについては「素晴らしかったです。本当に美しくて。生身の肉体なのかな? 彼女こそが義体なのではないかと思いました」と称えた。さらに「原作や押井監督への愛が止まらないように見えました」と
田中は1995年より演じてきた草薙素子への思いを「一番近くて一番遠い存在。タフで私とは真逆な性格。少佐のようになれたらと、憧れてきました」と明かした。また本作では田中と並び、アニメでバトー役を演じた大塚明夫とトグサ役を演じた山寺宏一も日本語吹き替えキャストとしてキャスティングされている。田中は「聞こえてくる声も一緒で、20数年前の記憶がよみがえりました」とアフレコ時を述懐し、「大塚さん、山寺さんと収録ができるということで緊張感に勝るワクワク感があった。私にとって兄貴のような、ナイトのような方々で、アニメのときと同じようにおふたりに委ねれば少佐を引き出してもらえると思っていました」と信頼を示した。
イベントの終盤、田中は「ファンの方々に喜んでいただける吹き替え版を作りたいと考えていました」と語り、「私たち、95年版オリジナルの公安9課のメンバーがゴーストを吹き込むことができました。エンドロールまでアニメ版のファンも楽しめる作品になっていると思います」とファンにメッセージを送った。「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、4月7日より全国で公開される。
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田中敦子、実写版「攻殻機動隊」に「95年版メンバーがゴーストを吹き込めた」 - コミックナタリー
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