野村は「この日が来るのを待ちに待っていました」、賀来は「僕にとっても思い入れの強い映画。皆さんも楽しんでもらえたら」とそれぞれ挨拶する。緊張した表情を浮かべる真造は「自分のマンガなんて誰も知らないのに、今をときめく若手俳優の方に出ていただいて本当にいいのかなと思ってます」と恐縮した様子。「でも、この映画を機に読んでもらえたらうれしいです。下の(階にある)ヴィレヴァン(ヴィレッジヴァンガード)なら置いてあると思うので」とアピールも忘れない。
また映画については「すごく気に入っちゃって。早くDVDが欲しい」と太鼓判を押す。真造の反応を受け、豊島監督は「本当にうれしいです。最初に(真造さんと)一緒に映画を観たときに、振り向いたら真造さんがいい笑顔でいらっしゃったんで、すごくホッとしました」と振り返った。
野村について問われた豊島監督は「野村くんはバカみたいな人」と答えながら、「顔合わせのときに『監督、脚本読みました。これ俺ですよ!』って言ってきて、清高とグルーヴが合ったようで生き生きと演じてくれた」と絶賛する。同じく野村のことを聞かれた賀来は「もともと知ってはいたんですが、よくは知らなかったんです。劇中でも同級生というだけで、ほとんど話したことがない設定だったんで、それに合わせていい距離感を保ちながら、演じることができました」と撮影現場の様子を振り返った。
劇中で枕を並べて眠るシーンについて聞かれた野村は「友達として一緒に寝てるってだけのシーンなんですけど、僕個人は甘えん坊なのでかっくん(賀来)のほうにもっと寄りたかった」と述懐。その言葉に賀来は「ちょっと何言ってんだかわかんない」と素っ気なく応えてみせるが、「でもすごくかわいい、弟みたいな感じですね、周平くんは」とツンデレな一面も覗かせた。
最後に野村は「夏にぴったりな青春ムービーになっています。ほろっと泣けるようなシーンも、爆笑してしまうような場面もあります」と観客にメッセージを送る。賀来は「自信があります。なのでいろんな人に観てもらいたい。胸に残るような素晴らしい作品になっていると思います」と力強く語った。
「森山中教習所」は月刊!スピリッツ(小学館)にて、2009年から2010年にかけて連載されていた真造の初連載作。マイペースな大学生・佐藤清高と、ポーカーフェイスでクールなヤクザ・轟木という高校時代の同級生2人が、とあるきっかけから非公認教習所に通うひと夏が描かれている。映画は7月9日より全国で順次ロードショー。
映画「森山中教習所」
キャスト
スタッフ
原作:
監督:
脚本:和田清人、豊島圭介
音楽:グッドラックヘイワ
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リンク
- 映画『森山中教習所』オフィシャルサイト
- 小学館:コミック 『森山中教習所』
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