本作は、他者に受けた屈辱などをありとあらゆる方法を用いて昇華させる、闇社会の「回収屋」を描いたR15+指定映画。竜星は「この問題作をようやく皆さんに観てもらえると思うと興奮します!」と挨拶した。
その“問題作”にオファーされたことについて、竜星は「絶対に面白いものになるなと思ったので、『やりたいです!』と即答でした」と回想。司会者から「今後の芸能活動に支障が出ると思わなかった?」と心配されるも、「逆ですね!まったく違う竜星涼をみんなに見てもらえる喜びのほうが強かったです。もしかしたらこの竜星涼は嫌いだって人もいるかもしれませんが、役者冥利に尽きます」と言い切った。
快楽殺人者・アカを演じた須賀は劇中と同じメイクで登場し、福士から「健太が寝不足の顔で来てくれましてね」とツッコまれると「メイクだから!」とすかさずツッコむ。映画については「このメイクをすると、撮影していたときの特殊なテンションを思い出します。やればやるほど監督が楽しそうに笑ってくれたので、それが見たくてがんばりました」と振り返った。
福士に「一番猟奇的なのは監督。ずっと笑ってましたよね」と言われた橋本監督は、本作について「そんなに怖い映画じゃないと思っているので、軽い気持ちで観てもらえたら」と一旦は控えめに説明しつつ、「夕飯前の方には申し訳ない映画で、吐くシーンが3回出てきます。出てきそうだなと思ったら目を閉じてください。3回とも見事に吐いているので、ぜひ注目してほしい!」と観客に見どころを解説する。
映画の内容になぞらえ、司会から「回収してほしいものは?」と質問が飛ぶと、竜星は「やっぱり橋本監督かな。僕が殴るシーンで血糊を使いながら撮るんですけど、ずっとやってると殴ってるマットの部分がズレてきて。床をガンガン殴ることになって血が出てきたんですけど、監督は全然止めてくれない」とエピソードを披露。橋本監督は「一生懸命やってるから止めちゃいけないかなと思って」とあっさり言ってのけ、ここでも「猟奇的」な一面をのぞかせた。
最後に竜星は「皆さんがどういう感想を持つのか興味があります。賛否両論分かれるかと思いますが、その分、中途半端なものは作っていません」と胸を張って作品をアピールした。
「シマウマ」は、5月21日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国でロードショー。
※動画は現在非公開です。
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プチトマトおじさん🍅 @mahisama0214gm1
段々とキングから脱皮して来ていて期待。
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