会場には約30名のファンが集結。イベントはホワイトデー前日ということにちなみ、それにまつわるトークが実施された。司会から「バレンタインデーにもらったチョコのお返しはきちんとする?」という質問が投げかけられると、藤原は「今はきちんとお返しをしますが、小中高の頃は若さゆえの反発というものが男にはあるじゃないですか。チョコをいただいたことに満足して返さなかったり……。羞恥を隠すために反発してた自分もいましたね」とトーク。続けて「僕らの世代は『チョコレートをいただいたら飴で返す』、そういう教育を受けてきたんですよ。僕はそうでしたよ。チョコレートには飴」と語ると、「飴以外のお返しはしたことありますか?」と司会からツッコミが。「飴以外でですか…… !?」と無言になり、藤原のお返し事情が明らかになってしまった。
ホワイトデーの思い出話は続く。「小学4年生のとき6年生の女の子からすごく大きいハートのチョコをもらったんですよ。うれしかったんですけど恥ずかしくて、家に持ち帰ったはいいけど、どうしようどうしようって。親にバレるのも嫌だから隠そうと思って冷蔵庫の一番下の保冷室に隠したんです。それでそのまま遊びに出かけて家に帰ってきたら、お姉ちゃんがそのチョコを普通に食べてたんですよ。『竜也、おいしいよ』って(笑)」と、微笑ましいエピソードを語り、会場の笑いを誘った。
また「映画の中で悟くんはヒーローに憧れていますが、藤原さんにとってのヒーローはいますか?」という質問が寄せられると、「昔は三浦知良選手とかサッカー選手が僕にとってのヒーローでした。今は4つ上の兄がヒーローというか、大きな存在だなと思います」と返答。さらに「もし体が有村架純になってしまって、“藤原竜也”を客観的に見ることになったら?」と聞かれると、「僕のすべてを舐め回すように見て、朝から晩まで『あの発言はいけなかった』とか『こういう態度はダメだと思う』とか、ダメなところを徹底的に指摘して直すと思います(笑)」とストイックな姿勢を見せた。
イベントの終盤、会場にはハート型の巨大ホワイトチョコレートが登場。それに藤原が仕上げとしてチョコペンでサインを書き上げ、抽選で選ばれた観客1名にプレゼントした。さらにホワイトデーのサプライズはまだ続く。藤原が「用意しましたよ。全員分のチョコ」の声に、会場からはうれしい悲鳴が。劇中での「会いたかった」というセリフとともに、GODIVAのギフトボックスが1人ひとりに手渡しで配られた。観客に配り終えた藤原はさらに報道陣が座っている席まで身を乗り出し、またも「会いたかった」というセリフとともに配布。会場にいた全員にとって大満足なホワイトデーイベントになった。
最後に、藤原は「1人でも多くの人に観てもらえるように、みなさんの応援を力に変えて発信していけたらいいなと思います。この映画は愛する人だとか大切な人、身近にいる人たちをより一層守ってあげたくなる作品になってると思います」と締めくくった。
「僕だけがいない街」は、時間が巻き戻る不思議な現象“再上映(リバイバル)”に悩まされる青年・藤沼悟が時空移動を繰り返し、とある事件の真相に迫っていく姿を描いたサスペンス。原作マンガはヤングエース(KADOKAWA)にて連載中で、テレビアニメもフジテレビのノイタミナ枠ほかで放送されている。実写映画は3月19日より全国でロードショー。
なおコミックナタリーでは、映画「僕だけがいない街」の特集記事を展開中。主人公・藤沼悟役を演じた藤原竜也のインタビューを掲載している。関連する特集・インタビュー
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