近藤ようこの「兄帰る」、WOWOWでドラマ化

「アカシアの道」などで知られる近藤ようこの「兄帰る」がドラマ化され、2月14日（土）20:00よりWOWOWで3週連続で放映される。

2005年にビッグコミック（小学館）にて連載された「兄帰る」。3年前に消息不明となっていた婚約者功一の死をきっかけに、その足跡をたどる旅に出たヒロイン真樹子の姿を描いたヒューマンドラマだ。

真樹子役に木村佳乃、功一役には高橋和也がキャスティングされ、津田寛治、黒谷友香や倍賞美津子など、実力派俳優が脇を固めている。監督はNHKで「事件」や「あ・うん」など多くのドラマを手がけたのち、映画「長崎ぶらぶら節」で監督デビューした深町幸男。

2001年に映画化された「ルームメイツ」、「アカシアの道」の以来久しぶりの映像化となる近藤作品。“情感の深町”と評価される監督の手によって、原作の持ち味がどう引き出されているのか楽しみだ。