本日6月5日にニューシングルをリリースした
メンバー同士仲もよく、双方のスタッフまでもイベントやUstreamを通じて交流を深めている女子流とエビ中。本来はシングル同日発売というライバル関係にありながら、今回の合同リリースイベントでも事前にお互いの楽曲をカバーしあうことを予告するなど、開催前から仲むつまじい光景が繰り広げられていた。
イベント開演時刻になると場内に「エレクトリカルパレード」が流れ、女子流とエビ中は揃って登場した。総勢14人が横並びになると、まずはエビ中を代表して安本彩花が「私立東京エビ流中学、合同イベントということで。同世代ですし、ざっくばらんに楽しみたいと思います」と宣言。続いて女子流の新井ひとみが「女子流ファンの皆さんも、エビ中ファンの皆さんも、どうぞ楽しんでいってください」と挨拶した。
ライブの先攻を務めたエビ中は、本日発売のニューシングル収録曲「禁断のカルマ」からスタート。これまでの楽曲とは違ったクールな表情を覗かせるナンバーで会場を盛り上げた。さらに「大人はわかってくれない」「約束」とオリジナル楽曲を続けて披露し、最後はこの日の目玉であるカバーコーナーへ。エビ中が選んだ女子流楽曲は「おんなじキモチ」だ。女子流のパフォーマンスでおなじみの振り付けを9人で表現すると、観客席からは大きなどよめきが起こる。さらに後半には女子流の5人も合流し、華やかなコラボレーションを展開した。
そして後攻の女子流は、やはりニューシングルからの新曲「運命」で幕開け。洗練されたファンクサウンドが場内に鳴り響く。さらに「ふたりきり」「Attack Hyper Beat Pop」とアップテンポなダンスチューンを畳みかけ、観客を圧倒した。女子流が最後に選んだエビ中カバーは、メンバーのイメージからはほど遠いハードロック / ヘヴィメタルナンバー「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」。曲中ではエビ中の瑞季と柏木ひなたが手にするおなじみ「ほうきギター」を山邊未夢と庄司芽生が持ち、残る3人も激しくヘッドバンギング。終盤にはやはりエビ中の9人が合流し、ド派手なパフォーマンスで締めくくった。それぞれのライブを終えた2組は、最後に揃ってSMAPの「世界にひとつだけの花」を大合唱。ピースフルな空気が会場を包み込んだ。
女子流の大ファンを公言するエビ中の星名美怜は「握手会にも行かせていただいて、剥がされたこともあるんですけど(笑)、そんな女子流さんと一緒にライブができるなんてホントに夢にも思ってなかったので、すごく貴重な体験になりました!」と大喜び。女子流の小西彩乃は「(エビ中は)みんなかわいくて。女子流は最近ちょっと大人っぽくなってたんですけど、今日は1日カワイコぶってできたんじゃないかなと思います(笑)」と、普段とは違ったライブを楽しんだ様子だ。そして終演後は出演者全員で会場出口へと向かい、観客1人ひとりをハイタッチでお見送り。シングル発売前夜は幸せなムードで幕を下ろした。
東京女子流「運命 / ワンダフル スマイル(新井ひとみと松島湾子)」、私立恵比寿中学は「手をつなごう / 禁断のカルマ」と、それぞれ両A面シングルを本日6月5日にリリース。どちらのグループもシングル発売にあわせたイベントが予定されているので、気になる人はオフィシャルサイトをチェックしておこう。
※記事初出時、「放課後ゲタ箱ロケンロールMX」と記載しておりましたが、正しい曲名は「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」でした。訂正してお詫びいたします。
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リンク
- 東京女子流*(TOKYO GIRLS' STYLE)オフィシャルサイト
- 私立恵比寿中学オフィシャルサイト
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