ちょうど20年前の1999年7月31日に千葉・幕張で単独ライブ「GLAY EXPO'99 SURVIVAL」を開催し、20万人を動員する記録を打ち立てたGLAY。以降、7月31日は“GLAYの日”として広く親しまれ、さまざまなイベントが行われてきた。そして昨日のフリーライブは「GLAY DEMOCRACY(民主主義)」をテーマにしたデビュー25周年企画の一環で企画された。自分の“公約”を特設サイトに投稿した“賛同者”の数がエリアの人口比率で一番多い場所が開催地に選ばれることがアナウンスされており、集計の結果、GLAYの故郷である北海道で行われる運びとなった。具体的な開催場所は当日の朝に発表されたが、情報が解禁された直後から早くも多くのファンが会場に集結。最終的には約1万2000人を動員する大盛況ぶりを見せた。
開演時刻を迎えメンバーがステージにそろったところで、TERU(Vo)が「GLAY人生初の千歳ライブ。そして今日は20万人ライブから20年、最高の1日にしようぜ!」とシャウト。オープニングナンバーとして最新シングル「G4・V-Democracy 2019-」より「JUST FINE」を届けた。TAKURO(G)とHISASHI(G)が弾くハードなギターリフ、JIRO(B)の跳ねるようなベース、TERUの爽快な歌声が一体となって空に響き渡った。TERUの「あの20年前を思い出してください」という言葉から始まったのは、「GLAY EXPO'99」でも披露された「サバイバル」。ファンが繰り出す“GLAYチョップ”が炸裂し、ステージ前に壮観な景色が広がった。
その後TERUは「あの20万人ライブから20年というときが経ちました。この20年は変化していくのではなく、進化していくGLAYであったと思います。そして25周年が始まって皆さんにお届けした『JUST FINE』、これから歌う『COLORS』をこれからも皆さんに大事にしてもらえるよう心を込めて歌います」と述べ「COLORS」をじっくり熱唱。優しい歌声でオーディエンスを包み込んでいく。しかし、「FATSOUNDS」が始まった瞬間、会場の空気は一変。TERUが冒頭でロングシャウトを轟かせるとオーディエンスのテンションも上昇する。「彼女の“Modern…”」が始まると、TAKUROが「いくぜ北海道!」と叫びファンをさらに煽った。
当初ライブは「彼女の“Modern...”」で終わる予定だったが、TERUの「最後にもう1曲だけやらせてくれ! この北の大地に響かせようぜ!」の一言で「誘惑」がスタート。4人はGLAYの代表曲をプレゼントしたあと、TERUの「愛してるぜ北海道! 次はメットライフドームで会おうぜ!」という再会の約束をもって故郷でのフリーライブに幕を下ろした。
関連する特集・インタビュー
GLAY「GLAY DAY JAPAN PREMIER LIVE in Chitose Powered by HOTEL GLAY」2019年7月31日 千歳アウトレットモール・レラ P2駐車場 セットリスト
01. JUST FINE
02. サバイバル
03. COLORS
04. FATSOUNDS
05. 彼女の“Modern…”
06. 誘惑
リンク
GLAY OFFICIAL @glay_official
愛してるぜ北海道!GLAY、約束果たした故郷での“GLAYの日”フリーライブ - 音楽ナタリー
#マイナタリー
https://t.co/zBc0SjGT7A