アーバンギャルド、初の全国流通シングルは傷だらけ

2010年5月18日 20:51 1 音楽ナタリー編集部

アーバンギャルドがニューシングル「傷だらけのマリア」を7月9日にリリースすることが決定した。

アーバンギャルドとは？

“トラウマテクノポップ”をコンセプトに掲げるバンド。詩や演劇などの活動をしていた松永天馬（Vo）を中心に結成され、2007年にシャンソン歌手だった浜崎容子（Vo）が加入した。2009年3月に初の全国流通アルバム「少女は二度死ぬ」を発表。ガーリーかつ病的な世界観を徹底的に貫き、多くのリスナーから共感を集める。2011年7月にはシングル「スカート革命」でメジャーデビューし、2014年から東京・TSUTAYA O-EASTを舞台にした主催イベント「鬱フェス」を毎年開催している。2018年4月にはCDデビュー10周年を記念したアルバム「少女フィクション」をリリースし、同月に東京・中野サンプラザホールでデビュー10周年記念ライブ「アーバンギャルドのディストピア2018『KEKKON SHIKI』」を成功させた。2019年4月からは、松永、浜崎、おおくぼけい（Key）の3人編成で活動中。2020年1月1日に現体制での初のアルバム「TOKYOPOP」をリリースした。

2007年の「修正主義者」以来3年ぶり2作目で、全国流通盤としては初のシングルとなる本作。「傷だらけのマリア」「あした地震がおこったら」「ファミリーソング」の3曲に加え、初回限定盤には盟友Aural VampireのRAVEMANによる代表曲「セーラー服を脱がないで」のリミックス、通常盤には「女の子戦争 YOKOTAN remix」「傷だらけのマリア（KARAOKE）」が収録される。

また初回限定盤にはDVDが付属し、「傷だらけのマリア ON AIR VERSION（修正済）」「傷だらけのマリア OFF AIR VERSION（無修正）」という映像作品2本を収録。

店舗限定特典として、タワーレコードでは「よこたん（Vo）きせかえ紙人形」、HMVでは「キューピー・ペーパークラフト」、disk unionでは「せいし君のペーパークラフト」といった、図画工作好き要注目のグッズがプレゼントされる。

■ 傷だらけのCM