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9mm Parabellum Bullet、自信作「BABEL」携えたホールツアー開幕

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9mm Parabellum Bullet(撮影:橋本塁[SOUND SHOOTER])

9mm Parabellum Bullet(撮影:橋本塁[SOUND SHOOTER])

9mm Parabellum Bulletが6月11日にバンド結成地の神奈川・横浜にある神奈川県民ホールで、約7年ぶりとなるホールツアー「TOUR OF BABEL」の初日公演を開催。滝善充(G)が左腕の不調により期限を決めずにライブ活動を休止中のため、サポートギタリストに武田将幸(HERE)、為川裕也(folca)を迎えた5人編成でステージに立った。

このツアーは彼らが5月にリリースした最新アルバム「BABEL」を携えてスタートしたもの。今後は6月18日の兵庫・神戸国際会館 こくさいホール公演、6月25日の愛知・日本特殊陶業市民会館公演、さらに7月2日に東京・昭和女子大学人見記念講堂で、オフィシャルモバイルサイト「9mm MOBILE」の会員限定ライブ「TOUR OF BABEL II」が予定されている。開演を告げるブザーが鳴り響き、一瞬の静寂が訪れたあとに初日公演は「BABEL」のオープニングナンバー「ロング・グッドバイ」で幕開け。場内はけたたましい轟音で開始早々から興奮に包まれていった。

バンドはこの日、菅原卓郎(Vo, G)、中村和彦(B)、かみじょうちひろ(Dr)がステージ前方、サポートを務める武田と為川が後方に立つという配置でパフォーマンス。滝のギターパートをサポートメンバーのみならず、菅原も担当するなど、イレギュラーな編成ながらも高揚感に満ちたアンサンブルで観客のテンションを引き上げた。ライブ後半に「サクリファイス」「The Revolutionary」を届けたあと、菅原はMCにて本ツアーのために用意された演出に触れつつ、「まあ内緒でお願いします」とコメント。全曲を滝が作曲し、菅原が作詞した「BABEL」については「傍から見たらアルバム自体作れんのか?っていう状況でも、俺たちは『BABEL』というアルバムを作れたし、そのことをすごく誇りに思います。みんな聴いてくれて本当にありがとう」「みんなが何かに立ち向かわなきゃいけなくなったとき、このアルバムが力になればいいと思います」と述べた。

「いけるか?」という菅原によるおなじみのセリフのあと、「新しい光」では観客の大合唱も加わり、一体感のあるライブが展開された。「ハートに火をつけて」の曲中には菅原が武田を「『9mm MOBILE』会員にも入っている、9mmを誰よりも愛する男!」、為川を「顔は俺に似てるけど、ギターは100万倍うまい!」という具合に4人を紹介。その後MCを普段あまりしない中村がマイクを手に持ち、「髪の毛を含めて身長2m! 卓郎!」と冗談交じりで言葉を発する場面もありつつ、菅原は童謡「赤い靴」のフレーズを挿入したギターソロを横浜のファンに届けた。そして彼らはライブ本編を「Punishment」で締めくくり、アンコールを含めて会場を大いに沸かせた。

9mm Parabellum Bullet "TOUR OF BABEL"(※終了分は割愛)

2017年6月18日(日)兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール
2017年6月25日(日)愛知県 日本特殊陶業市民会館

9mm Parabellum Bullet "TOUR OF BABEL II"

2017年7月2日(日)東京都 昭和女子大学人見記念講堂
※オフィシャルモバイルサイト「9mm MOBILE」会員限定ライブ

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