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部活動お披露目に「秋桜学園」再演も!?4000人熱狂の「さくら学院祭」が終了

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「さくら学院祭☆2016」の様子。

「さくら学院祭☆2016」の様子。

さくら学院が11月12、13日に千葉・舞浜アンフィシアターにて、単独公演「さくら学院祭☆2016」を開催。2日間合計で4000人を動員した。

「さくら学院祭」はさくら学院が秋に行う恒例行事。生徒たち(メンバー)は来場した父兄(さくら学院のファン)を楽しませるべく、寸劇や企画「サクラデミー女優賞は誰だ?!」といったさまざまな企画を用意し、今年度の「さくら学院祭」に臨んだ。

2日間にわたる「さくら学院祭☆2016」は担任・森ハヤシの「それでは、出席を取ります」という声から始まる自己紹介ソング「目指せ!スーパーレディー -2016年度-」で幕開け。客席後方や舞台袖からステージへと登場した12人は、有友緒心が特技のちくわ笛を披露するなど個性全開の自己紹介を楽曲に乗せて届けて会場を盛り上げていく。今年度の部活動メンバーを決める様子を実話を元に描いた寸劇を経て、ライブは部活動のコーナーへ。今年の3月にグループを卒業した大賀咲希に代わって藤平華乃が加入した帰宅部 sleepieceはスタンドマイクを使って「走れ正直者」をキュートに歌唱する。山出愛子、岡崎百々子、日高麻鈴からなるクッキング部 ミニパティはこのメンバーでは初披露となる「しゃなりはんなりどら焼き姫」をパフォーマンス。ダンスの難易度が高いことで知られるナンバーだが、3人は表情豊かに踊りダンススキルの高さを見せつけた。

この夏出演した「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」で購買部に“仮入部”した有友は今回の「さくら学院祭」をもって、正式部員に昇格。吉本新喜劇が大好きな彼女は法被を羽織りそろばんを片手に登場し、大阪出身の吉田爽葉香と共にグッズを関西弁でアピールしたあと、購買部の楽曲「ピース de Check!」を披露した。続いてステージに現れたのは山出。彼女は将来の夢であるシンガーソングライターへの第一歩としてAI「ハピネス」をピアノの弾き語りで届け、凛とした歌声でオーディエンスを魅了した。

生徒たちが女優魂をぶつけ合うコーナー「サクラデミー女優賞は誰だ?!」の初日には、黒澤美澪奈、新谷ゆづみ、藤平、吉田、有友、森萌々穂が出席。席替えで気になっている男の子と隣の席になるというシチュエーションで、相手の男の子が自分のことを思わず好きになってしまうような一言を1人ずつ披露していった。吉田が関西弁で父兄を悩殺したり、芸歴の長い黒澤が演技力の高さを見せつけたりとメンバーはそれぞれ大奮闘。父兄の拍手の大きさで投票を行い、初日の“サクラデミー女優賞”は「だって、す……なんでもない! 勘違いしないで!」と、思わせぶりなセリフで父兄を煩悩した新谷が受賞した。

その後さくら学院は今年度の新曲「メロディック・ソルフェージュ」やハロウィンソング「Pumpkin Parade」を歌唱。クラシック楽曲とその作者の名前やエピソードを同時に覚えることができる「メロディック・ソルフェージュ」では、チャイコフスキー「白鳥の湖」のパートでバレエが得意な岡田愛がシェネやアティチュードなどを取り入れたダンスを優雅に踊ってみせた。そしてライブ本編は「FRIENDS」で終了。アンコールでは「未完成シルエット」と「キラメキの雫」の2曲が届けられ、初日公演は幕引きとなった。

2日目はこの夏、初めてさくら学院が挑戦した舞台「秋桜学園 合唱部」のパロディ寸劇でスタート。秋桜学園のセーラー服に身を包んだメンバーたちが役になりきり、物語を進めていこうとするも森先生は「やらせねーわ!」とそれを中断させ、ホームルームを開始した。ホームルームでは「もう1つの秋桜学園」について12人がさまざまなアイデアを提案。黒澤が演じていた主人公の百合沢七海を倉島颯良が演じたり、黒澤、山出、岡田、麻生真彩の4人が神崎葵役を務めるなど、そのアイデアをすべて反映した「もう1つの秋桜学園」を上演し、会場を爆笑させた。

その後、12人はさくら学院の制服に着替え、1日目と同じく「目指せ!スーパーレディー -2016年度-」でライブを開始。この日は既存メンバーの倉島、岡田に新入部員の岡崎が加わった新体制の科学部 科学究明機構ロヂカ?がお披露目され、3人は「デルタ」で息の合ったパフォーマンスを展開した。2日目の「サクラデミー女優賞は誰だ?!」のお題は「ヤンキーから守ってくれた先輩」にかける一言。毎年大人びたセリフで父兄を誘惑してきた岡田が大本命かと思われたが、今回は日高と決勝戦を行うこととなり、「私、先輩が来てくれたとき、何かを感じたんです。甘いような……さくらんぼのように甘酸っぱい感じ。私思ったんです……私が先輩の特別な存在になってもいいですか?」というロマンチックなセリフを放った日高が“サクラデミー女優賞”に輝いた。

2日目の本編ラストは「message」。さくら色のフラッグで彩られる中、「message」を歌い終えた12人は一度退場した。アンコールを含め、2日間にわたる「さくら学院祭☆2016」のラストを飾ったのはさくら学院のデビュー曲「夢に向かって」。曲が始まる前には岡田が「今年で学院祭は7回目を迎えます。ここまで来れたのはいつも応援してくださっている父兄さん、そしてここまでを築き上げてくださった卒業生のおかげだと思っています」と感謝し、間奏では山出が「これまでの伝統を大切にして、新しいことにも挑戦して12人でこれからも夢に向かって顔笑ります!」と高らかに宣言した。2日間の演目をすべて終えた12人は充実した表情でステージを下りた。

さくら学院祭☆2016
2016年11月12日 舞浜アンフィシアター セットリスト

01. 目指せ!スーパーレディー -2016年度-
02. School days
03. Hello!IVY
04. 走れ正直者 / 帰宅部 sleepiece(黒澤美澪奈、麻生真彩、藤平華乃)
05. しゃなりはんなりどら焼き姫 / クッキング部 ミニパティ(山出愛子、岡崎百々子、日高麻鈴)
06. ピース de Check! / 購買部(吉田爽葉香、有友緒心)
07. ハピネス(AIカバー) / 山出愛子
08. メロディック・ソルフェージュ
09. Pumpkin Parade
10. FLY AWAY
11. オトメゴコロ。
12. FRIENDS
<アンコール>
13. 未完成シルエット
14. キラメキの雫

2016年11月13日 舞浜アンフィシアター セットリスト

01. 目指せ!スーパーレディー -2016年度-
02. 負けるな!青春ヒザコゾウ
03. チャイム
04. メロディック・ソルフェージュ
05. Hana*Hana
06. ピース de Check! / 購買部(吉田爽葉香、有友緒心)
07. しゃなりはんなりどら焼き姫 / クッキング部 ミニパティ(山出愛子、岡崎百々子、日高麻鈴)
08. デルタ / 科学部 科学究明機構ロヂカ?(倉島颯良、岡田愛、岡崎百々子)
09. ハピネス(AIカバー) / 山出愛子
10. FLY AWAY
11. オトメゴコロ。
12. message
<アンコール>
13. マシュマロ色の君と
14. 夢に向かって

※日高麻鈴の「高」ははしご高が正式表記。

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