灰野敬二がマーク ジェイコブス秋冬コレクションの広告に登場

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アメリカのファッションブランド、マーク ジェイコブスの2016年秋冬コレクションの広告キャンペーンに灰野敬二が登場することが明らかになった。

マーク ジェイコブス2016年秋冬コレクションのキャンペーン広告

マーク ジェイコブス2016年秋冬コレクションのキャンペーン広告

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灰野は2月にニューヨークで開催されたマーク ジェイコブスのランウェイショーに楽曲を提供。その後デザイナーであるマーク・ジェイコブス自身の推薦によりキャストの一員としてショーに参加することになった。

今回公開された広告イメージはフォトグラファーのデビッド・シムズによって3月にニューヨークで撮影され、トップスタイリストのケイティ・グランドがスタイリングを担当。この広告は8月からインターネットや雑誌の誌面などに掲載される。

なおマークは自身のInstagramにこの写真をアップし、「敬二の音楽は、卓越し瞑想的であると同時に次元を超えてユニークです。彼の仕事に注ぎ込まれているたゆまぬ献身とエモーションを、私は心から尊敬しています。彼の鍛錬された技術と知性あふれるアプローチは他に類を見ません」と灰野を絶賛している。

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マーク・ジェイコブス コメント(日本語訳)

灰野敬二は“間”という、英語にすると「ポーズ(一時停止)」や「スペース」と訳される、日本特有の音の解釈を取り入れることで知られています。敬二の音楽との出会いは、2016年秋冬コレクションのショーを開催する一週間前、私にメディテーションミュージックや、オルタナティブサウンドに関して教えてくれた友達から紹介されたことがきっかけでした。すべてのショーにおいて音楽のセレクションは、セットや服、モデルと同様に重要です。計算しつくされたコレクションの体験、表現、視点を作り上げていく上で、欠かすことのできない要素なのです。暗示にかかったかのようにシンプル、奇妙、そして不思議なほどしっくり感じられた敬二のミュージックピースを聴き、ケイティ・グランド、スティーブ・マッキーと私は、秩序立ったベルとシンバルの音色が残す影と余韻にとり憑かれてしまいました。そこから私たちはセットのアイデアを削ぎ落とし、目に入ってくるものは服と影のみ。「音と音の間に存在する、取りつかれた空間」という言葉のとおり、敬二の研ぎ澄まされた楽曲と床を打ち付ける重いブーツ音の対比だけをその場に残すようにしました。敬二の音楽は、卓越し瞑想的であると同時に次元を超えてユニークです。彼の仕事に注ぎ込まれているたゆまぬ献身とエモーションを、私は心から尊敬しています。彼の鍛錬された技術と知性あふれるアプローチは他に類を見ません。

私は、この世のものとは思えない灰野敬二の謎に包まれた素質を、デビッド・シムズが力強く捉えた2016年秋冬広告キャンペーンをここに発表できる事を心から光栄に思います。

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読者の反応

中村 公輔 Kangaroo Paw @KafkaParty

虚構新聞かと思った…笑//
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