音楽ナタリー

黒猫の憂鬱「君に花咲け!」MV公開、監督は継田淳

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黒猫の憂鬱の楽曲「君に花咲け!」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

「君に花咲け!」は2月10日にリリースされるニューシングル「君に花咲け! / 少年A」の収録曲。映像は映画「BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー」、HOMMヨ「ライカ」のMVなどを手掛けた継田淳が監督を務めている。またシングル発売に際し、南波一海や掟ポルシェらによるコメントもあわせて発表された。

南波一海 コメント

歪んだギターと哀愁を帯びたコード進行、単音のピアノリフ、スピード感、いじめられていた経験をもとに書いた歌詞、体温が低くてぶっきらぼうな歌声。
このファーストシングルは、デビュー以前に発表してきたどの曲よりも、神聖かまってちゃんの影を包み隠さないストレートな表現があちこちに散りばめられているのだけれども、単に憧れからそうしたというわではなく、黒猫の憂鬱として、いま、歌を歌うのであれば、こうしたい、こうするほかないのだ、という強烈な意志を感じる。
「君に花咲け!」は間違いなく名曲だが、すでにこのフォーマットに収まり切らない才気が見え隠れしているので、気が早いけれど、より黒猫の憂鬱節がクッキリするであろう次作が楽しみだし、アルバムなんかできた日にはそれはとんでもないことになるんじゃないなと思っている。
それはそうと、ステージでは刺々しく危なっかしいくり子が、メールではやたら礼儀正しいのが面白いです。さゆなしは……よくわかんない! 謎!

ai7n(マンガ家)コメント

可愛過ぎるヴィジュアルにまずビックリし、ステージでの暴れっぷりとカッコ良さに
さらにビックリしました!
動いてもじっとしてても「絵」になる二人!

掟ポルシェ コメント

初めて黒猫の憂鬱と対バンした時、会って30秒で「大人の友だちがいないからさぁ~、友だちになろうよ~うちら」としつこく言われ、嫌だ!と何度も断ったのに有無を言わさず即時友だち認定されたようで、「じゃあこれからさぁ、ポルシェんち遊びに行っていい~?」と言い出し、馴れ馴れしさのレベルが度を超えていてショックを受けた。
とはいえ、こういう人の話を全然聞いてないおかしな女の子を面白いと思ってしまう悪い癖があり、
会って4時間後には口に含んだ唾まみれのポップコーンをお互いの顔にかけ合っているという訳のわからない事態になったので、多分こういう馴れ馴れしさを俺は嫌いではないのだろう。コミュニケーション能力に長けているというのともちょっと違う、馬鹿が戦車で2名やってきた無駄にパワフルな感じは、ライブにもそのまま表れていてなんかすごかった。
黒猫の憂鬱がアイドルというカテゴリーでいいのかどうかはさておき、今後色んな人が巻き込まれていく気がするから、どうせ巻き込まれるなら早めに巻き込まれておいてよかったと思う。

ロマン優光 コメント

関西で神聖かまってちゃんやマリア観音をぼっちで聴いてたひきこもりのくり子と、北関東で同世代のスターであるBerryz工房に憧れ菅谷梨沙子を崇拝してきた田舎のギャルであるさゆなしが出会ったことから始まった、少し間抜けでぶっ壊れた下妻物語こと黒猫の憂鬱。2人の勢いが空回りして明後日の方に向かってるステージングとくり子の創る楽曲の良さ、そしてアイドルの自覚が全くない友達感覚の異様に長くて失礼な物販によって急激に一部の注目を集めているわけだが、そもそも黒猫の憂鬱とはなんであろうか?
アイドルの自覚がないとさきほど書いたが、大体メンバーは自分たちのことをアイドルとは思ってないし、黒猫のオタクの多くもアイドルだとは思ってないだろう。今までも音楽が主軸にあってアイドルのシステムを取り入れてアイドルを名乗りアイドル的な活動をする音楽ユニットは沢山あったが、そういうものともどこか違う。言うなれば、越境とかそういうことではない、アイドルというものがあらかじめ遺伝子レベルで組み込まれたアイドルでもなければバンドでもない、アイドルと他の音楽シーンが絡んでいく現状の中で良くも悪くも必然的に産まれてくる、未だ名付けられていない「アイドルに似た何か」であるグループの最初の一つが黒猫の憂鬱なのだと思う。彼女たちの正式音源にあたるこのシングルはそういう新しい何かの誕生の記念碑的作品であり、彼女たちの初期衝動にあふれたエナジーと音楽的可能性が存分に感じられる作品になっている。初期のパンク/NWの初期衝動に近いものを感じる人がいるかもしれないが、そういった文脈とは全く関わらないところで独自に始まったものであるところにこの作品の意義はあるのだと個人的には思う。
これから彼女たちがどうなるかなんか全くわからないし、それが何であるかなんかも全くわからないけど、始まったんだからただ走っていけばいいのではないかなと思う。あの間抜けでがむしゃらな2人の女の子がどこまで走っていけるのか 。そこで新しい景色を見せてくれたらいいなと思っている。

里咲りさ(少女閣下のインターナショナル)コメント

黒猫の憂鬱のファーストシングル、マントを纏ってラッパを吹くくり子ちゃん、衝撃的なランニングマンのパフォーマンスをするさゆなしちゃん、ふたりのステージングのインパクトをより際立たせる繊細な楽曲の魅力を存分に堪能できる1枚です!
ふたりの過去と出会い、神楽坂で踊り狂い最高のユーモアセンスでファンを獲得し輝くまでに至った軌跡に思いを馳せながら聴くと涙が出てきました。
ボーナストラックのおしゃべりはいつも通りのふたりを感じられて最高! このおしゃべりも全国流通に乗ったと思うと痛快です。黒猫の憂鬱全国流通おめでとうございます!

サンキュー安富(超新塾)コメント

轟音ギターが荒れ狂う大海原をクラゲのようにフニャリフニャリと浮遊するように歌うくり子さん、さゆなしさん。
なんだか夢現(ゆめうつつ)なKIBUN(きぶん)

谷ぐち順(less than TV)コメント

何が来ても驚かないくらい、耐性がついてたはずなんですけどね。
びびりましたね。

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