ばってん少女隊、メジャーデビュー報告会で“試練”乗り越え歓喜の熱唱

ばってん少女隊が昨日1月17日に東京・ヴィーナスフォート 教会広場にてミニライブを行い、メジャーデビュー決定をファンに報告した。

1月16日に行われた地元福岡でのライブで、ビクターエンタテインメント・カラフルレコーズから4月にメジャーデビューすることを発表した彼女たち。この日のライブはメジャーデビューを首都圏のファンに伝えることを目的としたもので、会場にはメンバーを祝福すべく観覧エリアいっぱいに埋め尽くす大勢のファンが集まった。

イベントは、6人がファンにメジャーデビューを報告する様子を記録した前日のライブ映像の上映からスタートした。上映が終わるとメンバーがステージ上に姿を見せ、彼女たちは元気いっぱいに自己紹介。司会者からメジャーデビュー決定の感想を問われた上田理子は「嘘かと思いました！ だって早すぎる」と心情を吐露した。

ここで司会者の口から、ミニライブの前に6人に“試練”が与えられることが発表される。メジャーシーンの荒波を渡るための知力体力テストをクリアしないとミニライブを披露できないと聞かされたメンバーは、気合い十分といった表情でこの試練に臨んだ。「業界用語サラっと言えるかチェック」と題された知力テストは6文字の単語をメンバーが1文字ずつ後ろから瞬発的に読み上げていくという問題。これに彼女たちは見事なチームワークを発揮し「ん」「け」「か」「お」「く」「ふ！」（福岡県）、「こ」「よ」「ひ」「か」「い」「め！」（名菓ひよ子）と次々と問題をクリアした。6人の回答に目を見張る司会者に、上田は「みんな頭いいんです！」と胸を張る。続いて行われた体力テストは、3組のペアになって1本の縄跳びを2人一緒に3回以上跳ぶというもの。メンバーはこれも楽々クリアし、見事にミニライブの実施権を勝ち取った。

上田の「盛り上がっていくぞ！」というかけ声を合図にスタートしたミニライブで、彼女たちは「アツか夏きたばい！」「夢のキャンバス」を続けて披露して会場を一気に盛り上げる。3曲目には瀬田さくらの「新曲を披露させていただきます！」という声とともに「さよなら DESTINY」が披露された。ラストナンバーは「ばってん少女。」で、上田は「最後にこの曲で盛り上がりましょう！」と力いっぱい叫ぶ。6人はステージのあちこちに散らばって、大きな動きでオーディエンスを鼓舞した。最後に星野蒼良は「こんなにたくさんの人が来てくださって、すごいうれしいです。楽しい企画もあって興奮しました。皆さんのお陰で楽しい時間を過ごすことができました！」と挨拶し、彼女たちはステージを終えた。

ライブ終了後には囲み取材が行われ、メンバーは改めてメジャーデビューに際しての思いを語った。初めてメジャーデビュー決定を知らされたときの心境について、西垣有彩は「（デビュー決定が）早すぎて『メジャーって何？』ってなりました」と明かす。上田は「福岡といったらばってん少女隊！っていうのを、北海道の人から沖縄の人まで知ってもらえるようになりたい！」と意気込み、希山愛は「あと、これまでと同じように九州のことはずっと大事にしていきたいなと思います」と続いた。また、これからの目標について問われると、6人は「福岡 ヤフオク!ドームでの単独公演」と回答。春乃きいなは「私たちの地元で一番大きいライブ会場。以前ももいろクローバーZさんのオープニングアクトでステージに立たせてもらったけれど、そこを単独で埋めたいです！」と力強く語った。