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「溶け出したガラス箱」発掘音源を加えた2枚組デラックス盤リリース

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1970年に発表された吐痙唾舐汰伽藍沙箱のアルバム「溶け出したガラス箱」に未発表音源をプラスした2枚組デラックスエディションが7月29日にリリースされる。

吐痙唾舐汰伽藍沙箱は五つの赤い風船の西岡たかし、元ジャックスの木田高介、当時新進のフォークシンガーだった斉藤哲夫の3人によるプロジェクト。その唯一のアルバム「溶け出したガラス箱」は西岡の才能あふれる実験性、木田の凝ったサウンドメイキング、斉藤の妖しい歌声が混ざり合った作品で、ゲストとして加藤和彦、細野晴臣、竹田和夫、上村律夫が参加している。日本産アシッドフォークの名盤として、長年にわたって多くの音楽ファンから愛されている1枚だ。

デラックスエディションのDISC 2には、URCの倉庫で発掘された未発表バッキングトラックの数々を収録。最終テイクが完成して名盤が生まれるまでの過程が、音源で解き明かされている。このアルバムはDISC 1はHQCD、DISC 2は通常のCDとなる。

なお今作は再発シリーズ「URC名盤復刻コレクション」の第1弾として制作されたもので、同じく第1弾として五つの赤い風船の紅一点ボーカリスト・藤原秀子がURCに残した唯一のソロアルバム「私のブルース」も7月29日に再発。こちらにはトン・フー子の名義で出演した1971年の「71全日本フォークジャンボリー」での未発表曲を含む音源や、五つの赤い風船のライブで披露されたソロ曲など、7曲がボーナストラックとして追加収録されている。

吐痙唾舐汰伽藍沙箱「溶け出したガラス箱」収録曲

DISC 1

01. あんまり深すぎて
02. 何がなんだかわからない時
03. 君はだれなんだ
04. まるで君と同じのっぺら坊で
05. ボクの右手の二本の指
06. マイケルの髪
07. 小さな花が道ばたに...
08. さっき君が

DISC 2(ボーナストラック)

01. 何がなんだかわからない時〈前半〉(take-1)
02. 何がなんだかわからない時〈後半〉(take-1)
03. 君はだれなんだ(take-1)
04. 君はだれなんだ(take-2)
05. 君はだれなんだ(take-3)
06. まるで君と同じのっぺら坊で(take-1)
07. マイケルの髪(take-1)
08. マイケルの髪(take-2)
09. マイケルの髪(take-3)
10. さっき君が(take-1)
11. さっき君が(take-2)
12. さっき君が(take-3)

藤原秀子「私のブルース+7」収録曲

01. いつかはこの世も
02. 去りゆくものは
03. お前なんか
04. 別れ
05. 愛ある世界へ
06. 二人で歩けば
07. 私に電話を下さいネ
08. 一番星見つけた
09. 私のブルース
10. 明日に続く道
11. 私の唄
12. 私の大好きな街(ボーナストラック)
13. 遠い世界に(Live)(ボーナストラック)
14. そんな気が(Live)(ボーナストラック)
15. 時の流れを(Live)(ボーナストラック)
16. 青い鳥(Live)(ボーナストラック)
17. どこかの星に伝えて下さい(Live)(ボーナストラック)
18. 一番星見つけた(Live)(ボーナストラック)

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