Boogie Mannと七尾旅人が“歌ものジューク”なコラボシングルを発表

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ジューク / フットワークのプロデューサー・Boogie Mannと七尾旅人が「Boogie Mann running through with Tavito Nanao」名義でコラボ曲「Future Running」を制作。この曲がアナログ7inchと配信で8月26日にリリースされることが決定した。

七尾旅人とは?

1979年生まれのシンガーソングライター。1998年のデビュー以来、ファンタジックでメッセージ性の強い歌詞とオリジナリティあふれるメロディで幅広い音楽ファンを魅了している。2007年9月11日には3枚組のミュージカルアルバム「911FANTASIA」をリリース。ライブ活動も精力的に行っており、ライフワークと銘打った弾き語り独演会「歌の事故」や、全共演者との即興対決を行う「百人組手」といった自主企画を不定期に開催。各地のフェスやイベント、Ustream中継などで伝説的なステージを生み出し続ける。2009年に発表された七尾旅人×やけのはらのシングル「Rollin' Rollin'」はパーティシーンを中心にアンセム化し、同曲を収録したアルバム「billion voices」もヒットを記録。2010年からはダウンロード販売システム「DIY STARS」を提案し、自らの新曲を直販する試みに挑んだ。さらにそのDIY STARSを使って、東日本大震災発生直後の2011年3月17日より義援金募集プロジェクト「DIY HEARTS」も設立。2012年にはアルバム「リトルメロディ」をリリースした。2013年からはビートボクサーの櫻井響、聖歌隊のCANTUS、そして子犬や小鳥などを擁する、声だけで新しい音楽を追求するバンド「VOICE! VOICE! VOICE! VOICE! VOICE! VOICE! VOICE!」も始動。2014年にはシングル「TELE〇POTION」が映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」の主題歌となった。

Boogie Mann running through with Tavito Nanao

Boogie Mann running through with Tavito Nanao

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この曲が生まれたのは、2013年春に七尾がBoogie Mannの音楽を知ってネットでやりとりを始めたことがきっかけ。Boogie Mannは2014年2月に発売された七尾のシングル「TELE〇POTION」の収録曲「Juke for Teleport Nation」にも参加しているが、すでにこの時点で「Future Running」の原型は完成しており、すでに七尾は何度かライブでもこの曲を披露していた。

「Future Running」はソウルフルかつポップな歌ものでありながら、サウンドはビートや声が切り刻まれたジュークという、2人それぞれの持ち味が発揮された意欲作。B面にはBoogie Mannのオリジナリティが際立つセルフリミックスが収録される。

なお七尾は、自身が2011年に立ち上げた東日本大震災の義援金募集サイト・DIY HEARTSにて「魔法のケーキ」と題した曲の配信を開始している。この曲は2013年1月に福島の果樹園で行われたワークショップ「七尾旅人 presents 歌をつくる日」にて、震災後に妻を亡くして2人の子供を1人で育てている、当時45歳の男性から聞いた話を基に制作されたもの。ケーキ作りの名人だった母親が亡くなってからケーキを食べなくなってしまったという子供と、歌の中だけでも一緒にケーキを作ってみようという思いからこの曲が作られた。なお価格は500円からの投げ銭形式となり、この音源による収益の全ては東日本大震災で被災した人に支援金として贈られる。

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tAk @mifu75

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