アイドルネッサンス、1周年公演で23曲連続披露「心から幸せです」

アイドルネッサンスが本日5月4日に東京・AKIBAカルチャーズ劇場にて結成1周年記念ライブ「アキバで1周年を感謝するネッサンス!!」を開催した。

昨年の5月4日に同会場にて行われたフリーイベント「アイドルネッサンス候補生初ライブ～ルネッサンスはじめます～」にて結成されたアイドルネッサンス。グループ結成から1周年記念日にあたるこの日のライブはソールドアウトしており、会場には大勢のファンが駆け付けた。

アイドルネッサンスの1年間の活動を振り返る内容のオープニングムービー上映後、橋本佳奈、宮本茉凜、百岡古宵、石野理子、南端まいな、比嘉奈菜子、新井乃亜の7名がステージに姿を現すと会場中から大歓声が沸き上がる。そんな中7人は木村カエラ「BANZAI」で元気いっぱいにライブを開始させた。彼女たちは3月にリリースしたシングルの表題曲となった大江千里「YOU」のカバー、片平里菜「女の子は泣かない」、スーパーカー「Lucky」などを次々とパフォーマンス。11曲目のユニコーン「雪が降る町」の終わりで1人ずつステージから捌けていき、前半戦を終了させた。

最初期の衣装のセーラー服に着替えた7人は、真心ブラザーズ「どかーん」で後半戦をスタートさせる。続く氣志團「SECRET LOVE STORY」では最後の歌詞を「私たち今日で1周年」に替えて歌唱した。その後も彼女たちはきっちりとそろったフォーメーションダンスとパワフルな歌声で観客を魅了していく。終盤で7人はTHEイナズマ戦隊「手を打ち鳴らせ!!」やサンボマスター「ミラクルをキミとおこしたいんです」を熱唱し、最後にUNISON SQUARE GARDEN「ガリレオのショーケース」をパフォーマンスして、MCなしの本編を終了させた。

新井が「23曲続けて聴いていただきました！ ありがとうございます！」と言うと、客席からは拍手喝采が。その後、彼女たちは1人ずつこの日を迎えた感想を順番に述べる。主にハモリや裏メロを担当している橋本は「ハモリも主メロも両方がんばる1年にしたい」と目標を口にし、宮本は「これからもトップを狙いにいきたいと思います！」と宣言。百岡は23曲連続で楽曲を披露したステージについて「最初は体力の面で不安もあったんですけど、皆さんとの一体感を楽しめて本当にいい公演になったなと思います」、石野は「1年目は控えめネガティブだったので、2年目はスーパーポジティブになって、来年の今頃には皆さんがついてこれないぐらいのポジティブになりたいです。これからたくさんの方にアイドルネッサンスのことを認めてもらえるように、初心を忘れずに新しい気持ちで精進していきたいと思っています」、南端は「今日は23曲ノンストップという新しいことに挑戦させていただいたんですけれども、これからもどんどんいろんなことにチャレンジして、大きな大きなアイドルネッサンスになれるようにもっとがんばっていきたい」と語った。

続く比嘉は「23曲を披露したんですけど、すっごいあっという間で……。2年目は1年目より熱い1年間にしたい。あと、皆さんを私の地元の沖縄に連れていきたいです！」と野望を明かし、新井は「こんなにたくさんの皆さんと5月4日を迎えることができて、本当に本当に心から幸せです」とファンに改めて感謝。そして「言い忘れたことがある！」と再び口を開いた宮本が「AKIBAカルチャーズ劇場完売の景色を見せてくださってありがとうございました！ 2年目のアイドルネッサンスもどうぞよろしくお願いします！」と言い、7人は深くお辞儀をしてステージを去っていった。

アンコールで彼女たちは真心ブラザーズ「空にまいあがれ」、1stシングルとなったBase Ball Bear「17才」を披露。そして新井が「今日で2年目。私たちは今日からまた新たな気持ちで、この7人でトップに行けるように精一杯がんばっていくので、これからもアイドルネッサンスをよろしくお願いします！」とファンに呼び掛け、「アキバで1周年を感謝するネッサンス!!」は幕引きとなった。

※記事初出時より、本文に一部追記しました。