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シド・マオ、tatsuo、カリスマカンタローが“V系ダンスバンド”育成

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「イケVプロジェクト」のプロデューサー陣。左よりtatsuo、マオ、カリスマカンタロー。

「イケVプロジェクト」のプロデューサー陣。左よりtatsuo、マオ、カリスマカンタロー。

ソニー・ミュージックレーベルズ、マーヴェリック・ディー・シー・グループ、ドワンゴによるV系ダンスバンド育成共同プロジェクト「イケVプロジェクト」がスタート。本日4月25日、千葉・幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議2015」内で発表会見が行われた。

このプロジェクトはアニメやゲーム、ヴィジュアル系などさまざまな文化が集まり、ニコニコ本社の所在地でもある池袋を発信地として展開し、マオ(シド)、音楽プロデューサーのtatsuo、ダンサーで実業家でもあるカリスマカンタローの3人がプロデューサーを務める。プロジェクト参加メンバーの応募資格は特定のレーベル、プロダクション等との専属契約がない15歳以上の男性。バンド部門、プレイヤー部門、ダンス部門、ダンスボーカル部門の4部門で募集を行う。応募者の中からバンドが結成され、優秀者にはメジャーデビューの権利が与えられる。

本日の記者会見にはこの3人のプロデューサーと、各社の代表者が登壇した。もともとマオとカンタローの会食の場での会話が発端となったというこのプロジェクト。マオは「ビジュアル系とダンスという2つのジャンルで新しいことをやれたらいいね、という話からこんな大きいことになっちゃって……自分でもびっくりしてます(笑)」、カンタローは「話してるうちに『これいけるかもね?』ってなったんです」と振り返った。後日この話を聞いてプロジェクトに加わったというtatsuoは「これは新しいものを生み出せるんじゃないかと思いまして」と、プロジェクトの可能性に期待を寄せた。

この3人の話を受けてプロジェクトを始動した3社の代表者もコメント。ソニー・ミュージックレーベルズ キューンミュージックの石川将人代表は「こういう新たなプロジェクトを自分の中では思いつかなくて。これはとんでもない発明が起こるんじゃないかとわくわくしています」と語る。マーヴェリック・ディー・シーグループの大石征裕代表取締役は「この話を聞いたときには『ダンス?』って思ったんですけど、ヴィジュアル系という定義ができた頃にも世間には異常な違和感があって、それが原点なんです。今回感じた違和感からも何かが始まる、何か発火するんじゃないかと思います」と語り、ドワンゴの横澤大輔取締役も「この『超会議』も違和感しかないと思いますけど(笑)、違和感こそがコンテンツの価値だと思うので」とプロジェクトの独自性をアピールした。

応募者に求める素養を尋ねられると、マオは「ボーカルで言うと、『自分はそんなに歌えない』とか『歌が苦手だ』という子もいるかもしれないけど、僕たちは上手下手じゃないところも見ていくと思うので。そういうことは気にせず、ガッツで乗り込んできてほしい」と回答。また、tatsuoは「人間は無限に力を秘めてると思うので、遠慮せずに変なヤツでも下手なヤツでも、うまいヤツでも応募してきてほしい。どんな人がいるのかオーディションで知りたいし、僕も楽しみです」と語った。

また、6月からはこのプロジェクトを追うニコニコ生放送の番組もスタート。初回は6月23日(火)21:30より、池袋のニコニコ本社サテライトスタジオから放送される。マオ、tatsuo、カリスマカンタローの3名も出演するので、ぜひチェックしてみよう。

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