今年は弾き語りバトル＆野球？風とロック芋煮会2015開催

箭内道彦が企画するライブイベント「風とロック芋煮会 2015 KAZETOROCK IMONY LAND」が9月25日に福島・猪苗代野外音楽堂で、9月26、27日に福島・白河市しらさかの森スポーツ公園で開催される。

「風とロック芋煮会」は、フリーペーパー「月刊 風とロック」の発行人・箭内道彦が発起人を務めるライブイベント。毎年福島県各所で行われ、出演アーティストがライブのほか、草野球やキャンプファイヤー、肝試しなどを通じてファンとの交流を図っている。

2会場で3日公演となった今年の芋煮会初日の企画は、渡辺俊美（TOKYO No.1 SOUL SET）発案の「ACO ONE GRAND-PRIX」。東北ライブハウス大作戦とLIVE 福島プロジェクトが立ち上げた、自然エネルギーで運営される猪苗代野外音楽堂を舞台に、出演アーティストたちが“弾き語りで対戦するトーナメント形式”のライブを繰り広げる。

一方9月26、27日の舞台となるのは2面の野球場や11面のテニスコートなどを所有する多目的スポーツ施設・白河市しらさかの森スポーツ公園。イベントの詳細は未定ながら、箭内は「野球もやれそうです」とコメントしており、“音楽券”のほか“野球券”というチケットも用意されている。

3公演ともチケットの販売は4月中旬から。発売日などの詳細は公式サイトや公式Twitterアカウントで随時発表される。

箭内道彦コメント

今年の「風とロック芋煮会」は、当初、開催予定地を「猪苗代」とだけ発表しておりましたが、「猪苗代町、白河市」にて最終決定をしました。

風とロック芋煮会の制作業務も長くお手伝いくださっているGIPの菅真良氏（ARABAKI ROCK FEST.プロデューサー / 猪苗代町出身）が、直前の8月に、猪苗代町でフェスティバルイベント（4月上旬発表予定だそうです）を開くことになったことへの配慮および応援の意味もあります。

「心許なき日かず重るまゝに、白川の関にかゝりて旅心定りぬ」

松尾芭蕉の「おくの細道」でも詠まれた白河の関、「みちのくの玄関」と言われる白河は、「風とロック芋煮会」実行副委員長松田晋二（THE BACK HORN / 猪苗代湖ズ）が、三年間の高校生活、そして一年の社会人生活を過ごした地でもあります。

先立って初日には、猪苗代湖畔 天神浜にみなさんのお力を繋ぎ、「東北ライブハウス大作戦 with LIVE福島」プロジェクトが建設する「猪苗代野外音楽堂」にて、渡辺俊美（TOKYO No1 SOUL SET / THE ZOOT 16 / 猪苗代湖ズ）発案による弾き語り選手権、「アコワングランプリ」が開催されます。

そして、「風とロック芋煮会」は、現在県内市町村を毎月巡回している「風とロック CARAVAN福島」同様、毎年毎年、魅力あふれる福島県内の、素晴らしい各地をめぐり、さまざまな町を盛り上げる形で、開催をしてまいります。

「ミュージシャンと観客の距離が、世界で一番近いイベント」と称され、色々な人たちが、会場という大きなひとつ鍋に美味しく煮込まれる、風とロック芋煮会。

今年も福島県の一年の中で、一番楽しい日になりますように。

野球もやれそうです。