ブルエン&ハロスリ、DPU来日を熱演で歓迎

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イギリス出身の3ピースバンド・Dinosaur Pile-Upの来日公演「VS JAPAN TOUR 2014」が、10月28日に東京・UNIT、30日に大阪・OSAKA MUSEにて開催された。両公演にBLUE ENCOUNTが出演したほか、東京公演にはHello Sleepwalkers、大阪公演にWHITE ASHが参加した。この記事ではUNITでの東京公演の模様をレポートする。

Dinosaur Pile-Up

Dinosaur Pile-Up

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Hello Sleepwalkers

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東京公演のトップバッターを務めたのは、10月22日に新作「Liquid Soul and Solid Blood」をリリースしたばかりのHello Sleepwalkers。彼らはシュンタロウ(Vo, G)の「遊ぼうぜ、代官山!」という威勢のいい挨拶からライブの口火を切り、トリプルギターならではのトリッキーかつ複雑なアンサンブルや、シュンタロウとナルミ(G, Vo)の拮抗するようなツインボーカルでフロアを沸騰させる。終盤では「Liquid Soul and Solid Blood」からの新曲「百鬼夜行」のパフォーマンスで自分たちの最新モードをオーディエンスにアピールした。またメンバーはレーベルメイトであるDinosaur Pile-Upの新作のリリースを祝福し、「本当にうれしいです」と対バンが実現した喜びを語った。

BLUE ENCOUNT

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2番手はBLUE ENCOUNT。田邊駿一(Vo, G)は気合いを入れるように「始めるぞー!」と血気盛んに叫び、「MEMENTO」などハイボルテージなロックチューンを次々と爆音で披露していく。田邊は今夏の「SUMMER SONIC」でDinosaur Pile-Upと出会ったことを語り、メンバーのナイスガイぶりを熱弁。音楽性は違えど意気投合したエピソードを交え、「音楽はボーダーを越えるんだなって」と興奮気味に口にした。「NEVER ENDING STORY」で一体感を作り出したあと、田邊は「ありがとうございました! またどこかで、アイウォンチュ!」とシャウトし、トリのDinosaur Pile-Upにバトンを渡した。

Dinosaur Pile-Up

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Dinosaur Pile-Upはオーディエンスの手拍子に迎えられて登場。挨拶代わりに轟音のインストゥルメンタルナンバーを届けたのち、「Arizona Waiting」など日本デビュー盤「Nature Nurture」からのナンバーをパフォーマンスしていく。ジム・クラッチリー(B)とマイク・シールズ(Dr)という2人のリズム隊による強固なグルーヴと、マット・ビッグランド(Vo, G)の鋭さをたたえた歌声がオーディエンスを高揚させ、フロアは時間が経つにつれて熱気を帯びていった。アンコールではマットが前日に納豆を食べたことを明かし、「Mike likes it. I didn't like it.」と自分の口に合わなかったことを報告して観客を笑わせる場面も。そして「Thank you to all. We really love Japan.」と伝えラストナンバーになだれ込み、激しい余韻を残してステージをあとにした。

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