バクホン、爆音響かせたZeppファイナル

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THE BACK HORNの全国ツアー「KYO-MEIワンマンツアー~暁のファンファーレ~」の最終公演が昨日7月10日に東京・Zepp Tokyoにて行われた。

THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー~暁のファンファーレ~」の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER))

THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー~暁のファンファーレ~」の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER))

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4月にリリースした最新アルバム「暁のファンファーレ」を携え、全国27カ所を回ってきた彼ら。ツアーの最終日となったこの日、ライブはアルバムのオープニング同様、荘厳な雰囲気の「月光」で幕を開ける。続いて「シェイク」でフロアの温度を上昇させた4人は、キラーチューン「涙がこぼれたら」を投下。菅波栄純(G)がイントロを鳴らした瞬間に歓声が沸き起こり、山田将司(Vo)のシャウトが早くもフロアに熱狂をもたらした。

THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー~暁のファンファーレ~」の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER))

THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー~暁のファンファーレ~」の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER))[拡大]

その後、重厚なアンサンブルで「タソカゲ」をプレイした4人は、「コワレモノ」や「白夜」といった楽曲でフロアに不穏な空気をもたらす。また「舞姫」では岡峰光舟(B)と松田晋二(Dr)が生み出す強力なグルーヴがオーディエンスを踊らせた。山田が「みんなの声を聞かせてくれよ!」と叫んでスタートした「ブランクページ」では盛大なシンガロングが発生。ライブ中盤には、山田がミディアムチューン「飛行機雲」をさわやかに届け、バラード曲「ホログラフ」を伸びやかな歌声を響かせた。

MCでは東京に戻ってきて標準語に戻ったという話から、メンバーの方言の話題に。4日前に行われた福島・郡山公演の際の菅波のMCがまったく聞き取れなかった話や、結成当初、松田が福島訛り全開で「東京からきますた、THE BACK HORNです」と自己紹介をしていたエピソードなどが語られる。また茨城出身の山田が高校の頃は訛ってなかったのに菅波と松田と出会ってから訛ったと語り、2人に「ウソつけ」とツッコまれる一幕も。その様子を聞いていた岡峰が「ファイナルでする話じゃねーな」と言うと、菅波は「俺は楽しいよ」と人懐っこい笑顔を見せた。

山田将司(Vo)(Photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER))

山田将司(Vo)(Photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER))[拡大]

松田が「今回のアルバムには自分たちが音楽に救われた気持ちが入っているので、皆さんにとっても大事なものになってくれたらうれしいです」と語り、山田が「みんな一緒に熱く燃え上がっていこうぜ!」と煽ってライブはクライマックスへ。「バトルイマ」でフロアを熱狂させると、ライブ定番曲「コバルトブルー」で会場の熱気はピークに。メンバーはステージを縦横無尽に動き回り、髪を振り乱しながら「戦う君よ」「ビリーバーズ」を畳みかけ、ラストは多幸感あふれるナンバー「シンメトリー」で締めくくった。

アンコールでは松田が12月22日に福岡、12月25日に東京で恒例のライブイベント「マニアックヘブン」を開催することを発表。会場は割れんばかりの歓声に包まれた。そして「ここからまたファンファーレを鳴らしていきましょう!」と語って「サナギ」でライブをスタートさせ、「幻日」「無限の荒野」で再びフロアに狂騒をもたらした。さらに鳴り止まぬアンコールに応えてメンバーはみたび登場。「シンフォニア」を爆音を響かせ、ツアーファイナルの幕を閉じた。

なお、この公演の模様はDVDリリースされることが決定している。ファンは続報を楽しみに待とう。

THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー~暁のファンファーレ~」
2014年7月10日 Zepp Tokyo セットリスト

01. 月光
02. シェイク
03. 涙がこぼれたら
04. タソカゲ
05. コワレモノ
06. 白夜
07. エンドレスイマジン
08. 舞姫
09. ブランクページ
10. 甦る陽
11. 飛行機雲
12. ホログラフ
13. バトルイマ
14. コバルトブルー
15. 戦う君よ
16. ビリーバーズ
17. シンメトリー
<アンコール>
18. サナギ
19. 幻日
20. 無限の荒野
<ダブルアンコール>
21. シンフォニア

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