音楽ナタリー

オノ・ヨーコとBONNIE PINKが平和への願いを熱弁

12月8日に行われるチャリティコンサート「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」の記者会見が、本日12月2日に開催。オノ・ヨーコとBONNIE PINKが出席し、同コンサートによるチャリティの成果と今年の公演にかける意気込みを語った。

会見冒頭でオノ・ヨーコは、「このコンサートは今年で8年目を迎えることになりました。多くの日本のロッカーたち、スタッフのみなさん、支援してくださるみなさんのおかげです、本当にありがとう」と、コンサートを作り上げてきた人々への感謝の意を述べた。そしてコンサートをスタートさせた理由について、途上国の子どもたちにとって一生を支える財産となる教育を与えてあげたかったこと、日本人がこうしたチャリティコンサートを通じて個人レベルの途上国援助をしていると世界に伝えたいこと、日本の「自分は何もできない」と思っている子どもたちに生きる勇気を与えたいこと、の3点を挙げた。

今年はジョンとヨーコが初めて平和活動を行ってから40年となる記念すべき年。ジョンが亡くなってからも平和活動を続けてきたヨーコは、これまでの活動について「彼が亡くなってからも2人でやってきたことを続けなければいけない、彼にあげてきた愛を世界に捧げなければと気づいたんです。そうしてプロジェクトを続けていくうちに、たくさんの方々から助けをもらえるようになりました」と、長年の道のりを振り返った。

また、今年で3回目の出演となるBONNIE PINKは「毎年とてつもない感動をもらえるライブで、楽しみにしています。ジョンの曲をたっぷり味わえるというだけでなく、そこに参加することで新しい学校がたくさん建つというとても嬉しいライブです。それぞれのミュージシャンがどんな曲を歌うのかも楽しみですね。わたしも今年ならではの気持ちを込めて選んだ、とっておきの曲を歌います」と、笑顔で意気込みを語った。

会見の最後には、オノ・ヨーコによるアートパフォーマンスが披露された。このパフォーマンスでヨーコは、粉々に砕けた壺の破片と元の形の写真を展示。集まった報道関係者に、「この破片を受け取った人たちが10年後にこの場所に集まって、もとの一つの形に修復しようというメッセージを同時に送ってほしい」と協力を呼びかけた。

これには、10年後の再会までにそれぞれの破片(ピース)を受け取った人が、平和(ピース)な世の中を再構築するにはどうしたらよいかを考えてほしいという、ヨーコからのメッセージが込められている。人々の夢がひとつになれば、世界を変えていく大きな力になるという、“ドリーム・パワー”の理念の提唱で会見は締めくくられた。

音楽ナタリーをフォロー