齊藤工の移動映画館プロジェクト第5弾開催、高良健吾や行定勲が“熊本トーク”

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俳優の斎藤工が齊藤工名義でプロデュースした移動映画館プロジェクトの第5弾「cinema bird in 熊本 2017」が、熊本・八千代座にて6月25日に行われた。

「cinema bird in 熊本 2017」の様子。

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齊藤工

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「cinema bird」は、劇場体験の少ない子供たちや映画館のない地域に住む人々に映画を届けるため齊藤が発案したプロジェクト。5回目の開催となる今回のイベント冒頭では、お笑い芸人のサンシャイン池崎が登場するVTRが流れたあと、永野が「ラッセンよりー普通にー熊本が好っきー!」と呼びかけ観客を沸かせる。続いて齊藤が姿を現し「cinema birdはただの映画上映会ではなくて、いろいろなものが集まるお祭りなんですよね。今日はこの空間に浸っていただいて、来ている皆さんで同じものを共有していただければと思います」と企画のコンセプトを説明した。

ハイタッチをする齊藤工。

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第1部では北海道・洞爺湖のほとりで小さなパンカフェを営む夫婦の姿を描く「しあわせのパン」を上映。スペシャルゲストとして登場した主演の原田知世は「洞爺湖は本当に美しくて、光によって景色がどんどん変わって見えるんですね。撮影中はそこにいるだけですごく自然体になれたりパワーをもらえていたので、それが映像からもきっと伝わると思います」と同作の撮影を振り返る。

「cinema bird in 熊本 2017」の様子。

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続いてスクリーンにかけられたのは、第87回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」。上映後はシンガーソングライターの古賀小由実が本作のエンディングソングをカバーし、会場は温かな雰囲気に包まれる。さらに熊本出身の高良健吾もステージに姿を現し、「工さんは自分で考えた移動映画館で、映画を皆さんのところに運んで来てくれた。熊本出身者として、それを皆さんと一緒に体験できるのがとてもうれしいです」と喜びをあらわにした。

「cinema bird in 熊本 2017」の様子。

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そして、ジョン・カーニーが音楽や恋を通して成長する少年の姿を切り取った青春映画「シング・ストリート 未来へのうた」の上映へ。ここでは高良と同じく熊本出身の行定勲が登場。くまもと復興映画祭のディレクターを務める行定が「くまもと復興映画祭のライバルは、cinema birdだと思った」と明かすと、齊藤は「ぜひ一緒にやりませんか?」と提案し、最後まで会場を盛り上げた。

なお齊藤が監督を務めた「blank13」が2018年2月3日より東京・シネマート新宿にて限定公開される。

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