MOOSIC LAB最多受賞のスギム主演作「光と禿」劇場公開決定、予告も解禁

音楽と映画の祭典MOOSIC LAB 2016にて最多受賞を果たした「光と禿」の劇場公開が決定。あわせて予告編がYouTubeにて解禁された。

本作は、ハゲた中年ミュージシャンとひねくれた盲目女子の交流を描くコメディ。クリトリック・リスことスギムが本人役で主演を務め、「ピンクとグレー」の岸井ゆきのが盲目女子・梢を演じている。また梢の友人・友梨役に「後妻業の女」の樋井明日香、スギムの後輩・桐島役には「星くず兄弟の新たな伝説」の武田航平がキャスティングされた。

予告編には、ひょんなことから変態呼ばわりされたスギムが「変態ちゃうわ！」と言い返す場面や、彼が裸でライブを行うシーンを収録。映像の後半では、土手の階段で仲良く会話をするスギムと梢の姿が映し出される。

スギムは「楽器できないし音痴だし、今までミュージシャンって胸を張って言えなかった。そんな僕を主役にしてくれて、単独の劇場公開も決まって、これからは職業欄にマルチタレントと書きます。ハゲしく輝くちょっと変な青春映画を沢山の人に観てもらいたいです」とコメント。監督を務めた青木克齊は「名前も風貌も怪しい中年ミュージシャンを主演に迎えた一見フザケたタイトルの映画ですが、意外とチャーミングな姿に笑ってホロッとしてもらえるかもしれません。また、周りを固める役者陣にもご注目頂き、とにかく騙されたと思って劇場でご覧頂きたいです」と自信をのぞかせている。

「光と禿」は4月22日より東京・新宿K's cinemaにて1週間限定上映。その後全国で順次公開される予定だ。