第153回芥川賞を受賞した
「火花」は、漫才の世界でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、葛藤しながら歩み続ける青春物語。2016年には、
「キセキ ーあの日のソビトー」「帝一の國」の菅田が演じるのは、若手コンビ・スパークスとして活動するも芽の出ない芸人・徳永。そして「GONIN サーガ」「彼らが本気で編むときは、」の桐谷が、徳永に「俺の伝記を書いてくれ」と頼む先輩・神谷に扮する。2人はauのCM「三太郎」シリーズでそれぞれ“鬼ちゃん”、“浦ちゃん”を演じているが、映画での共演は初めてとなる。
さらに神谷の恋人であるヒロイン・真樹役を「イニシエーション・ラブ」の
この発表にあたり、菅田は「お笑いがなかったら、今の僕は存在していないと思います」「知りたい。そんな欲求がある事をお赦し下さい。ただ好きなものに邁進して良いと言う許可が下りたので、この度マイクスタンド1本のステージに立たせて頂きます」とコメント。桐谷は「役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ」と話す。板尾も「最終的に『スパークス』と『あほんだら』という2組の漫才コンビを誕生させ、M-1グランプリに出場させたいです」と意気込んでいる。
「火花」は11月にロードショー。なお林主演のドラマ版は、2月26日より毎週日曜23時から、NHK総合にて放送される。
菅田将暉 コメント
お笑いがなかったら、今の僕は存在していないと思います。常に芸人さんの繰り出すパンチが好きで好きで好きで好きで仕方なかった。人を笑わす、この痛みが無いと生きていけないとすら思っています。そんな自分にとって神様であり日常である芸人さんを演じるという事に物凄く怖さがあります。でも板尾さんと出会ってなんかもうどうでも良くなりました。だってこんなにおもろそうな座組。原作。そして聞いたら芸人さんあるあるだと言うじゃないですか。知りたい。そんな欲求がある事をお赦し下さい。ただ好きなものに邁進して良いと言う許可が下りたので、この度マイクスタンド1本のステージに立たせて頂きます。
映画「
桐谷健太 コメント
幼い頃から、人を笑かして笑顔と笑い声が生まれた時のエネルギーが大好きでした。
同時にウケへんかったら…とゆう、底知れぬ恐怖を感じ、眠れない夜も何度もありました。
人に笑ってもらえる最上の喜びと、この上ない困難さ。それを生業とする芸人さんは狂気の沙汰。怪物です。そんな世界に生きようとする、愛おしい男たちの物語。役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ。
木村文乃 コメント
誰もが知ってる物語の、誰もがどこかで経験したことのある苦さのなかで、少しだけホッといられるような存在になれるよう、板尾監督を信じてスタッフキャストの皆さんと一歩一歩踏みしめていけたらと思っています。
板尾創路 コメント
この小説を映像脚本にするのは大変苦労しました。
語りを画にして登場人物の思いを観客に届けるのが私の今回の一番の仕事だと思い半年かけて脚本を作りました。キャスティングに関しては、関西出身のドリームキャストで何の心配もしていません。最終的に「スパークス」と「あほんだら」という2組の漫才コンビを誕生させ、M-1グランプリに出場させたいです。
又吉直樹(ピース)コメント
「火花」は自分の作品ではありますが、舞台に立ったすべての芸人、それを支えてくださった多くの人達が大切に共有していた風景を、たまたま僕が書かせて貰っただけだと思っています。謙遜などではなく、むしろ大それた恥ずかしい発言かもしれませんが本気です。
その風景を子供の頃から尊敬している板尾さんに預かっていただけることが嬉しくてなりません。脚本は
監督、脚本、俳優、優しいけれど喧嘩が強い方々ばかりが揃った印象です。ドキドキしてきました。よろしくお願いいたします。
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豊田利晃 @toyodatoshiaki
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