中川大志「キュンの詰め放題」、点灯式で飯豊まりえと「きょうのキラ君」アピール

「きょうのキラ君」のヒット祈願バレンタインイベントが本日2月13日、東京・東京タワーにて行われ、キャストの中川大志、飯豊まりえが登壇した。

本作は、みきもと凜のマンガを原作にした実写映画。学校の人気者で秘密を抱える少年“キラ”こと吉良ゆいじと、他人と関わることが苦手な少女“ニノ”こと岡村ニノンの恋模様を描く。キラを中川、ニノを飯豊が演じ、その他出演者に葉山奨之、平祐奈、安田顕らが並ぶ。

屋外の会場に2人が登壇すると、詰めかけた女性客から黄色い歓声が上がる。最初にマイクを握った中川は「寒いですね、皆さん大丈夫ですか？」と観客を気遣い、「温かい時間にできればと思っています」と意気込む。飯豊は「バレンタインイベントということで、大志くんがキュンキュンさせてくれると思います」と観客を煽る。

撮影中の印象に残ったエピソードについて飯豊は「撮影中はとにかく寒くて、そんなとき音声部さんが温かいお茶を作ってくれて、それがすごいおいしかったんです」と述べ、満面の笑みを見せる。「そのシーンが大志くんと初めて手をつなぐシーンでドキドキしました」と飯豊が続けると、中川は「映画の中では手をつなぐこと以上のことをしてるので」と作品をアピールする。

映画の中の好きなセリフを聞かれた飯豊は「『岡村、お前が好きだ』っていうどストレートなセリフです。ストレートに言ってもらえるとうれしい」と回答。同じ質問に対して中川は「ニノンちゃんの『365日一緒にいます』というセリフです。すごく力のある言葉で、お芝居していて心に突き刺さりました」と撮影時を振り返る。

2016年に行われた撮影中にバレンタインデーを迎えたという中川は「まりえちゃんが、キャストとスタッフ全員分のブラウニーを作ってきてくれて。めちゃくちゃおいしかったです」と裏話を披露し、「今日もブラウニーを持ってきてくれて、しっとりしていました！」と声を弾ませる。その言葉に飯豊は「去年、小学生のときにショウタくんに作って以来初めて作ったんですけど、おいしいって言ってもらえてうれしいです」と笑顔で返す。

イベントでは点灯式も行われ、2人は東京タワーを“バレンタインカラー”に染めた。“夢と幸福”を表すピンクと“愛と感謝”を象徴するレッドが交互に輝くこの照明は、2月14日までの期間限定となる。中川は「夢と幸福、愛と感謝。いいですね、それだけを持って生きていきたいです」と感想を述べた。

観客へのメッセージを求められた飯豊は「好きな人の大切さ、はかなさを改めて気付かせてくれる作品になっています。友達との友情や家族の絆なども感じられます」とコメント。一方、最後の挨拶を振られた中川は「キュンを詰められるだけ詰めました。キュンの詰め放題です。愛を感じられるシーンがたくさんある映画になっています」と観客にアピールした。

「きょうのキラ君」は2月25日より全国ロードショー。