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「ロッカーズ ROCKERS」「スマイル~聖夜の奇跡~」に続いて陣内がメガホンを取った本作は、冠婚葬祭をテーマに人生の悲喜こもごもを映し出す群像劇。「俳優としては完璧な男ですが、監督としては未熟なところがあるかもしれません」という陣内の宣言から舞台挨拶がスタートした。
成人式に特攻服で出席しようとする青年を演じた柾木は「今日は正装で来たんで見てほしかったんですけど……」と両親役を演じた
それを受けて陣内は「柾木くんはピカピカしてました。彼は唯一オーディションで選んだんですけど、『ロッカーズ ROCKERS』の玉木(宏)、玉山(鉄二)も俺が選んでますから。次は柾木が来るんで! CMとかいっぱい来たときは300万円くらい俺に持ってきて。事務所と相談してアフターケアを」とおどけて見せた。
陣内は娘の出産を控える父親を演じた柳葉について「一緒に芝居の仕事をするのはおそらく10年以上ぶり」と語り、「長ゼリフも完璧にやってくれた。トレンディ時代には感じたことのない熱を感じました」と賞賛。柳葉は「陣内さんから直接オファーをいただきまして。『断ってもいいからね』と3連呼。断れないですよね(笑)」と出演の経緯を明かす。
続いて、本日登壇できなかった中井からのビデオメッセージがスクリーンに映し出された。「現場は陣内さんの人柄といいますか、温かい現場で。陣内さんのためによい作品にしようとがんばった記憶があります。面白くなかったら陣内さんのせいです」という中井の言葉に、陣内は「私は監督の才能には恵まれてないかもしれないけど、友人には恵まれているんです」と満足気な表情を浮かべる。
最後に陣内が「私も未熟ですので、皆さんが満足できるとも思っていません。つまんなかったなと思った方は隣近所の皆さんに『君の名は。』のような映画だったと、そういうふうに言ってくだされば幸いです」と観客を笑わせ、イベントを締めくくった。
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