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本作は「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」にオマージュを捧げた特撮怪獣映画。大怪獣モノから地球を守るため、万能細胞“セタップX”を投与された人間・新田が身長40mに巨大化して戦うさまを描く。
河崎は、これから作品を鑑賞する観客を前にまず「どうも責任者です。すみませんでした! 先に謝っておきます」と謝罪。さらに作品の制作意図を「『シン・ゴジラ』への便乗ですね。それ以外何もないです」と断言し、「僕、『日本沈没』の頃は『日本以外全部沈没』っていう映画をやったんです。そういう何かがないとやりませんから」と笑いを誘った。
演技の面で苦労したという飯伏は、「プロレスと演技にはリンクしている部分があったので、自分のこれからのプロレスのためにもなったし、もしまた演技をする機会があるのならそのためにもなった」と話す。しかし河崎から「飯伏さんの演技が面白いですよ。This is 棒(読み)! 彼の童貞みたいな演技がとにかく最高!」とまくし立てられる。また劇中では通常の新田を斉藤が、巨大化した新田を飯伏が、そして新田の最終形態を鈴木みのるが演じていることから、河崎は「新田は斉藤くんみたいなプロの俳優の演技から、急に棒読みになるっていう。最終的には鈴木みのる選手になりますし(笑)。訳のわからない映画をまた1つ作ってしまいましたね」と笑った。
そのほかイベント終盤には、飯伏とのラブシーンに挑んだ赤井が「照れたら負けなので、そのシーンの撮影前は試合に行くときくらい気合を入れました」と明かす一幕も。
最後に飯伏が「自分で観ても非常に楽しい映画だったので、皆さんも楽しんでいってください」と、斉藤が「たくさんの大御所の方々が随所随所でいろんなお芝居をされていて、1時間33分のうち1時間30分くらいはずっと笑っていられるんじゃないかと思います!」と観客へ語りかける。そして河崎が「(今の映画界は)このようなちっちゃい特撮映画を作るのは厳しい状況です。そんな中、馬鹿なりに全身全霊を込めてやった作品です!」と締めくくった。
「大怪獣モノ」は7月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開。
※記事初出時、作品タイトルに一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
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中埜 @pisiinu
飯伏幸太主演「大怪獣モノ」、河崎実の制作意図は「シン・ゴジラへの便乗」 - 映画ナタリー https://t.co/b77b7Snysl 制作意図はシン・ゴジラの便乗しかないwww言い切ったwwwすごいwww