西田敏行が「ジャングル・ブック」のんびり屋のクマに息吹き込む、劇中で歌声も披露

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西田敏行がディズニーの実写映画「ジャングル・ブック」日本語吹替版に参加することがわかった。

西田敏行(上)と、「ジャングル・ブック」よりクマのバルー(下)。

西田敏行(上)と、「ジャングル・ブック」よりクマのバルー(下)。

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「ジャングル・ブック」ポスタービジュアル

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本作は、ノーベル文学賞作家ラドヤード・キプリングの児童文学をもとにした冒険エンタテインメント。ジャングルで育った人間の少年モーグリと、彼を取り巻く動物たちの物語を描く。監督は「アイアンマン」のジョン・ファヴローが務め、日本語吹替版には松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介が出演に名を連ねる。

西田が息を吹き込むのは自由でのんびり屋のクマ、バルー。ジャングルの中でオオカミらしく生きるべきか、人間として生きるべきかを葛藤するモーグリの親友という役どころで、オリジナル版ではビル・マーレイが声を担当した。

西田は「バルーはもう、俺ですね。ほとんど」と自身が演じたキャラクターについて語る。また「クマの声をいろいろ聴いてウウウーって感じを出そうかなと思ってやってみたら、単に老けてるだけのじいさんの声になったんでやめました(笑)。あんまりクマを意識しないで、西田敏行のままでぶつかろうと思いましたね」と演じるにあたっての思いを述べ、「ビル・マーレイも声優ではないので、わりと楽にやっているなと思いましたよ。だからその辺もちょっと(自分と)似ていると思いました(笑)」とコメント。

劇中で歌声を披露するシーンに関しては「川の中に浮いてちゃんとモーグリをお腹に乗っけて歌うんだけど、よく沈まないなあ、なんてちょっと思ったりなんかして(笑)」と茶目っ気たっぷりに話す西田。さらに、モーグリ以外の動物やジャングルの風景がすべてCGで表現されていることに触れ、「今回初めて『CGってすごいじゃん!』と思いましたね。(モーグリ役のニール・セディは)ブルーバックの中で何も対象がないところで演じたわけですよね? それを思うともう大変なことですよ。相手役が目に見えないのは芝居をするうえでどれだけ大変なことか! ちゃんと1人で成立しているからすごい才能だと思いますね。顔もかわいいしね、早く友達になりたい」とセディの演技力を評価し、ラブコールを送った。

「ジャングル・ブック」は8月11日より全国ロードショー。

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