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本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる小説「星の王子さま」のその後を描いた物語。女の子と元飛行士が交流を育む様子を3Dアニメーションで、若き日の飛行士と小さな王子の物語をストップモーションアニメーションで描き出す。日本語吹替版で主人公の女の子に声を当てた鈴木は、劇中の女の子同様キツネのぬいぐるみを抱いて登場し、「口の動きをあわせなきゃいけないし、感情も出さなきゃならなくて難しかったけど、楽しかったです!」と満面の笑みを会場に向けた。
ハキハキと受け答えする鈴木の姿に、瀬戸は「彼女自身まだ10歳ですが、本当にしっかりしてるんですよ。声も本当にぴったりでした」と感心しきり。それを聞いた伊勢谷が「サバ読んでるもんね? 本当は21歳ぐらいなんだよね?」とちょっかいを出しても、すかさず「10歳です!」と返す鈴木。女の子の母親の吹替を担当した瀬戸に対して「本当のお母さんみたいに素敵で優しくて、たくさんお話しできてうれしかったです」と伝えると、今度は津川から「(鈴木の)本当のお母さんは優しいの?」と質問が飛ぶ。これにも鈴木は即座にうなずき、伊勢谷から「よかったー!」と安堵の声が上がった。
続いて原作のテーマであり、劇中にも登場する「大切なものは、目に見えない」というセリフにならって、キャストが「2016年にもっとも大切にしたいこと」を星型バルーンに書いて発表する。その大切なセリフを劇中で発するキツネ役の伊勢谷は「Future」という言葉を選び、「僕は常に未来を見て生きています」と力強くコメント。ヘビの吹替を担当した竹野内は「出逢い」、バラ役の滝川は「ブレない思い」と発表した。また「努力」を挙げた鈴木が「自分が一生懸命努力することで、素敵な人たちに巡り会えるからです」とその理由を明かすと、再び登壇者たちから感心の声が上がる。
最後に発表した津川からは「一期一会」という言葉が。「これまでは“今日”って思ってたけど、“一瞬”なんだよね」と語る津川は、愛犬と過ごす大事な時間に日々心を潤わされていると続ける。そして「その“一瞬”は明日にはもう来ない。だから『ありがとう』と思う瞬間を大事にしたいと思うようになりました」と語りかけて、会場に大きな拍手を巻き起こした。
「リトルプリンス 星の王子さまと私」は11月21日より、2Dと3Dで全国ロードショー。
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