イーライ・ロス製作「サクラメント」、カルト教団の集団自殺を収めた予告編公開

カルト教団の信者による集団自殺事件をモチーフにした「サクラメント 死の楽園」の予告編がYouTubeにて公開された。

本作は「キャビン・フィーバー」「ホステル」で知られるイーライ・ロスが脚本と製作を担当したホラー。過激な取材を行うメディアVICEに所属する男たちが、恐ろしい出来事に巻き込まれていくさまを、登場人物とカメラの視点が一体化したPOV方式で描く。監督を「V/H/S シンドローム」のタイ・ウェストが務め、“エデン教区”のカリスマ的教祖をジーン・ジョーンズが演じるほか、ジョー・スワンバーグ、AJ・ボーウェン、ケンタッカー・オードリーらが出演。

この予告編は、VICEの3名がカルト教団の信者たちが暮らす“エデン教区”に潜入取材を行うところから始まる。そして信者たちが“お父様”と呼ぶ教祖に心酔する姿や、一部の者が教区から脱出を試みる場面、さらには「終わりの時が来たのだ」という教祖の言葉をきっかけに、信者たちが集団自殺を行い、抵抗する者は容赦なく殺害される様子などが収められている。

「サクラメント 死の楽園」は11月28日より東京・角川シネマ新宿ほかにてロードショー。なお同日には、ロスが監督を務めた食人エンタテインメント「グリーン・インフェルノ」も公開される。