鈴木志保版「食堂かたつむり」発売。原作小説は映画にも

鈴木志保による小川糸の小説「食堂かたつむり」のコミカライズが発売されている。

「食堂かたつむり」の舞台は、1日1組しか客を取らず、その客の願いを叶える料理をふるまう食堂かたつむり。その主人・倫子が食を通じて周囲の人々と交流する様子を追う。小川の小説は累計40万部を発行し、2月6日には柴咲コウ主演で実写映画化されることも決定している。

鈴木版「食堂かたつむり」は、2008年、女性向けマンガ誌ピアニッシモ（ポプラ社）に連載していた1・2話に、新たに描き下ろしの3話を加えたもの。鈴木ならではの大胆なコマ割りで、高校生の初恋から肉親の死や動物を殺めて食すことまで、倫子を取り巻くさまざまな物語を描いた。