武論尊&原哲夫が太鼓判!「北斗の拳」最新ゲーム
2009年10月14日 18:03 1
本日10月14日、都内にて「北斗の拳」をモチーフにしたゲームソフト「北斗無双」の発表会が開催。「北斗の拳」原作者の
「北斗無双」はコーエーから2010年に発売されるPS3 / Xbox360用アクションゲームで、大ヒットタイトル「無双」シリーズの最新作。
武論尊は、今回のゲーム化について「すごいよね。ひさしぶりにちょっと興奮しました」と絶賛。原哲夫も「長い間、何度も映像化やゲーム化はあったけど、僕が描いたものを上回ることはあんまりなかった。今回は演出が多くて、自分の描いたものに足し算してもらった感じです」とその期待感を露わにした。
また、2人は原作マンガ連載当時のエピソードにも言及。多彩な必殺技のネーミングについて、武論尊は「辞書からそれらしい字を引っ張り出してつなげただけです」と意外な事実を告白。「それらしい字を使って名前をつけると、原先生がちゃんと面白い拳法にしてくれるんです」と語った。
また、悪役の断末魔の叫びに関しては「原先生が絵に『ひでぶ』と書いてくるから、こっちはもっと面白く書かなきゃならないと思って『あべし』を考えてみたりしてね」と執筆時のエピソードを告白し、原は「(武論尊)先生は優しい原作者で、僕がどんなにめちゃくちゃ描いても怒らないんです」と、その駆け引きが作品をより良いものにしていたことを明かしてくれた。
さらに2人は連載時の互いの関係について「キャッチボールであり、ラブレターの交換でもあり、殴り合って闘っている間柄でもあった」と回想。「あの頃は僕らは年に1回パーティで会うだけ。黒幕の担当編集者に『バカ、ボケ』と言われながら操られて書いていた(笑)」「僕(原哲夫)が徹夜で描いているときに編集者と武論尊先生は銀座に飲みに行ってましたよね」といたずらっぽい笑顔を見せた。
肝心のゲーム内容について、武論尊は「かなりクオリティが高いように思います。自分はゲームはあまりやらないんですが、コーエーさんから機械をもらえるなら買ってもいいなと思うくらい(笑)。皆さんも新しい北斗の拳の世界をぜひ試してみてください」と発言。「北斗」ファンも「無双」ファンも、この作品でケンシロウになりきって「北斗の拳」の世界を体感してみてもらいたい。
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