春瀬なつみ、「見なよ……俺の司を……」は家で練習
キャラクターの紹介映像とともに、一言挨拶をしながら登壇したキャスト陣。春瀬が来場者に向けて「本日は盛り上がりGOE+5で楽しみましょう!」と呼びかけると、客席からは大きな拍手が送られた。最初に行われたのは、アニメ第1期の印象的なシーンをさまざまな部門でランキング化した「メダリストグランプリ!」のコーナー。各部門で“金メダル”に輝いたシーンはその場で生アフレコが行われる。まず「おもしろいで賞」では、銅メダルに「律儀すぎる鴗鳥慎一郎」、銀メダルに「見なよ……俺の司を……」のシーンがランクイン。「見なよ……俺の司を……」というセリフについて、春瀬は「話題のセリフだと聞いていたので、ここで最高の『俺の司を……』を見せなければと思い、家で練習していました」と話す。そして金メダルは理凰がいのりに向けて言い放った「ブスエビフライ!」のシーン。春瀬、市ノ瀬、小市が生アフレコを披露したのち、Xのトレンド1位に入ったことにも触れつつ、トークを繰り広げた。
理凰が目標達成シートを提出するシーンにはアドリブ光る
続いて「よく頑張ったで賞」では銅メダルが「たった1人でアップをするいのり」、銀メダルが「目標達成シートを書いてくれた理凰」のシーンに決定。小市はこのシーンについて「(理凰が)下を向いているときに、小さな息のアドリブを入れていたのですが、その部分には最初音楽が被っていて。この細かいアドリブが聞こえるようにと、スタッフさんたちが音楽の始まる位置を変えてくれたんですよね」とアフレコにまつわる裏話を明かす。そしてそのシーンでは、小市が思った以上に、大塚が泣いていたことを証言。大塚は「(司先生は)感情の爆発力がすごいので、そこに到達するために瞬時に気持ちをマックスに持っていく必要があるんですが、そのときは流れが素敵だったので、自然と気持ちが入っていきましたね」と話した。金メダルは「スケートのためにご飯も食べない絵馬」のシーンが受賞。小岩井は「原作を読んでいて、私自身の目線では胸がぎゅっとなるシーンだったのですが、絵馬として演じるときはそのことを忘れて、ある意味周りを見ずに、視野が狭くなっている状態を作ろうとがんばりました」と振り返った。
「ナイス師弟愛で賞」はいのりと司
最後はコーチと生徒の深い絆を描いたシーンを対象とした「ナイス師弟愛で賞」の発表に。金メダルには「金メダルを獲らせると約束を交わすいのりと司」のシーンが輝いた。春瀬は「何をやったら金メダルを獲れるかわからない中で、それを伝えなきゃ、という必死さがいのりちゃんの勇気ですよね。そしてこの人なら受け止めてくれる、導いてくれると思わせてくれた司先生が、ずっといのりちゃんのことを信じてまっすぐ教えてきてくださったからこそ、(いのりも)言えたんだろうなと思います」としみじみ語る。大塚は「収録のときから春瀬さんが演じるいのりさんの気持ちがまっすぐ伝わってきて。『メダリスト』は指導者側のセリフに普段なかなか選ばない言葉が使われている印象ですが、いのりさんの演技を受けると自然に(言葉が)出てくるんですよね」と、改めて2人が素晴らしい関係性を築いていると語った。
つるまいかだ監修の生朗読コーナー
続いて行われた生朗読コーナーでは、イベントビジュアルからイメージを膨らませたエピソードをキャスト陣が熱演。シナリオはつるまが原案監修を行い、本編で絡みのないキャラクター同士のやり取りも描かれた。あらすじは、ルクス東山が企画したちょっとしたエキシビション大会が、名港ウィンドの大きなリンクで開催されることになる、というものだ。朗読中、春瀬が「見なよ……俺の司を……」とセリフを披露する場面も。観客に質問を投げかけるパートも展開された。
キャスト陣がイチゴ鯛焼きを賭けてバトル!優勝は?
キャスト陣がバトルを行う「メダリスト スペシャルエキシビションマッチ!」コーナーでは、各種目に勝利し、一番多くポイントを得た優勝者に「特製!イチゴ鯛焼き」をプレゼント。1種目目は「メダリスト統一 小学生テスト!」が行われ、春瀬、市ノ瀬、小市、小岩井、伊藤が小学生にまつわるクイズに挑戦する。クイズでは「710年に藤原京から遷都された奈良時代の都といえば?」「2024年度でもっとも人気だったランドセルの色は?」などが問われ、全問正解した伊藤がこの時点では首位に立つ。2種目目は「振付記憶力バトル!」。これは前の人の振付を覚え、さらに新たな振付を付け加えて次の人に伝えるというもので、振付師としても活動する小市が有利な企画となった。各々の個性あふれる振り付けが続き、最後は春瀬と小市の一騎打ちとなる。小市の少し難しい振り付けを目の当たりに、これまでの記憶が飛んだ春瀬は脱落。見事、小市が勝ち取った。
3種目目は来場者も巻き込む「金メダルを目指せ!会場アンケート!!」。まず来場者全員に手を挙げてもらい、5人が順番に問いかけていく。条件に当てはまらなかった人は手を下げてもらい、手を上げている人が1人になった時点で質問者が勝利ポイントをもらえるというものだ。「親戚か自身の名前に光が入る人」「名前に鳥という字が入っている人」「ミミズが好きだという人」などなど、「メダリスト」に関わる質問が多く投げかけられる。この企画で活躍した春瀬は、多くのポイントをゲット。結果、総合優勝は春瀬が勝ち取り、イチゴ鯛焼きを大塚から手渡された。
終盤ではグッズ紹介や新情報の解禁が行われ、アニメ第2期が2026年1月放送スタートであること、ティザービジュアル、ティザーPVが発表される。ティザービジュアルを見たキャスト陣は「カッコいい!」「涙出そう」と口々に感想を話す。そして春瀬が「今日、皆さんと『メダリスト』を愛する時間を持つことができて幸せでした。2期もたくさんの選手やコーチの成長が描かれるので、楽しみに待っていてくださればと思います。第2期の放送中は冬季オリンピックがあるので、相乗効果で盛り上がって、愛される作品になっていけばいいな」とイベントを締めくくった。
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