本日5月11日に、第41回日本漫画家協会賞が発表された。大賞は2部門あり、コミック部門では「ONE PIECE」の
「ONE PIECE」は、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探す海賊たちの冒険記。受賞理由は「発想のユニークさ、絵のうまさ、ストーリーの展開は、やはり現在ナンバーワンである」として、大賞に輝いた。
「ねこだらけ ナイス」はモーニング(講談社)で連載されているサイレント4コマ「ねこだらけ」の第3巻。台詞や擬音を用いず、2本足で立つ猫たちの軽妙な動きで笑いを誘う表現が評価され、「文字がない。無言の画面である。三匹の猫の動きだけが妙に素晴らしい。ついつい引き込まれて読んでしまう」と受賞理由が挙げられている。
このほか特別賞にはマンガ文化に貢献したとして、博物館・京都国際マンガミュージアムが選出。文部科学大臣賞には「地球へ…」などで知られる
選考委員は日本漫画家協会理事長のやなせたかしをはじめ、植田まさし、里中満智子、松本零士ら12名が務めた。大賞には金彩プレート盾、メダル、副賞の賞金50万円が、特別賞には銀彩プレート盾、メダル、副賞の賞金20万円が、文部科学大臣賞には表彰状が贈られる。贈賞式は6月22日に帝国ホテルにて。
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