長編アニメーション映画「
宮野真守の言葉に救ってもらった
「クスノキの番人」は、累計100万部を突破した
アフレコから1年以上経ち、当時を振り返った高橋は、宮野真守に救ってもらったエピソードを披露。収録初日、別仕事で偶然隣のブースにいた宮野に挨拶に伺うと、「何をしてるんだ! ここはアニメの畑だぞ!」と驚かれたという高橋。高橋が「実写と違って苦戦しながらがんばっています」とこぼすと、宮野は「何か聞くよ?」と親身になってくれ、その後高橋が“まあまあな長文”でメッセージを送った際も、「仕事が終わったら電話するね」と返信があったのだという。2人は実際に電話で約50分にもわたってトーク。高橋は宮野が「こういうふうにやってるよ」と実体験を交えてアドバイスしてくれたと言い、「いただいた言葉を台本の表紙に書き込んで、忘れないようにと思いながら臨みました」と感謝の気持ちをにじませた。
全部その場の思いつきです
印象的なシーンやセリフについて問われると高橋は、「(玲斗と)千舟さんの最後のシーンは、僕自身も揺れ動くものがありました。監督の計らいで、天海さんのお顔を見て芝居させていただいたんですけど、正面で向き合うことの緊張感と、やっと一緒に目を見合えたというのが、役とリンクして印象に残ってます」とコメント。天海も同じシーンを挙げ、「ああして向き合って声を入れたのが初めてだったので、ありがたかったです」と振り返る。2人の言葉を受け伊藤監督は、「ほかの作品ではやったことない。思いつきです!」と明かした。
齋藤は、“特殊な録り方”というところで優美が悲鳴をあげる冒頭シーンをピックアップ。齋藤が「どういうふうに録るのかなと思っていたら、物理的にマイクから離れて、しゃがんだり後ろを向いたりするという方法を試してくださって。それが楽しかったですね」と話すと、伊藤監督は、「全部その場の思いつきです」と笑顔。宮世は壮貴のスピーチのシーンに触れ、「実際にスタッフさんを(ブースの)中に入れてくださって。スタッフさんが目の前に座ってスピーチを聞いているみたいな。聞いているスタッフさんの反応は無でしたけど、いい緊張が生まれてありがたかったです」と伝えた。
もし天海から何かを受け取れるとしたら?
願いや思いの受け渡しがテーマの作品にちなみ、「もし天海から何かを受け取れるとしたら?」をテーマにしたコーナーを展開。高橋・齋藤・宮世が事前に用意したフリップを順に掲げていく。「覇気」と書いた宮世は、「完成披露で初めてお会いしたときの覇気にびっくりしました」と発言。宮世が「どうやったら僕も出せますか?」と天海に質問すると、天海は「出してないから」と即答。宮世は「出さないことがいいのか。出そうと思ったら出ないのか」と、1人納得した様子を見せる。
齋藤は「すべて」と書き、「お人柄もですし、プロとして人前に立つ姿もカッコいいですしすべて受け取りたい。しょうもないところも受け取りたいです」と天海をリスペクトしながら、正直な気持ちをあらわにする。作品を通じて天海と一緒にいる時間を多く過ごしたという高橋は「私」と書き、「言葉の紡ぎ方や芯の強さが本当に素敵で。すぐに盗んで(本作の取材で)自分の言葉のようにマネしてしまいました。天海さんの素敵な部分を受け取れた気がしたので、次は“高橋文哉自身”を受け取ってもらえるような俳優になって、また再会したいです」と思いを口にした。
天海は「もう3人とも受け取るよ!」と笑顔で返答。「私のほうこそ、いろんな刺激を受けました。皆さん本当にしっかりしていて。自分のダメなところ、足りないところも受け止めながら、それでも自分の道を歩んでいく覚悟を感じられて、これからすごく楽しみ」と続ける。さらに「そんなこのお三方を一堂に感じられる、この『クスノキの番人』。ぜひ皆さんの宝物の1つにして、2度3度と観ていただけたら。私も声だけじゃなく(実写の)お芝居でも共演できるよう、精進していきたいと思っています」と締めくくった。
アニメ映画「クスノキの番人」
2026年1月30日(金)劇場公開
スタッフ
原作:
監督:
脚本:岸本卓
キャラクターデザイン:山口つばさ / 板垣彰子
音楽:菅野祐悟
美術監督:滝口比呂志
美術設定:末武康光
色彩設計:橋本賢
衣装デザイン:高橋毅
CGディレクター:塚本倫基
撮影監督:佐藤哲平
編集:西山茂
スーパーヴァイジングサウンドエディター:勝俣まさとし
リレコーディングミキサー:藤島敬弘
制作:A-1 Pictures / Psyde Kick Studio
配給:アニプレックス
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【イベントレポート】「クスノキの番人」高橋文哉が宮野真守の言葉に救われる、約50分電話でトーク
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