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こうの史代「この世界の片隅に」が実写化、主演は北川景子

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こうの史代「この世界の片隅に」のドラマ化が決定した。主演の北條すずは北川景子が務める。

「この世界の片隅に」は太平洋戦争中の広島県呉市を舞台に、北條家に嫁いできたすずが、新しい環境と暗い時代の波にとまどいながらも朗らかに生き抜こうとする姿を描く。漫画アクション(双葉社)にて2009年まで連載され、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

キャストは北川のほか、すずの夫・周作役を小出恵介、周作の元恋人役を優香、すずの初恋の相手役を速水もこみち、すずの義姉役をりょうが務めると発表された。

ドラマは日本テレビ系にて、8月5日21時から放送される。

北川景子コメント

●このドラマに出演されることについて
最初にこのドラマの出演のお話を頂いた時はとても驚きました。テレビドラマで時代物の作品はかねてから挑戦してみたいという気持ちはありましたが、私でいいのかな?と恐縮してしまいました。原作と脚本を併せて読ませて頂きましたが、これから日本を担っていく私たちに戦争の事実を正確に伝える役割を果たすだけでなく、題材が戦争という極めて深さのあるものであるにも拘らず、家族の絆、ヒロインのまっすぐな強さが作品全体を明るくしていると感じました。
●「北條すず」という主人公に対しての印象は?
戦時中の厳しい状況下でも、小さな幸せや楽しみを見つけることを忘れずに、変わらない姿で居続けるすずからは、ただの“のんびり”“おっとり”という気質だけでなく、今を最大限に生きようとする強さ、たくましさ、を感じました。腕を失おうとも、懸命に、けなげに家族、家を守り抜こうとする姿勢に感銘を受けました。古き良き時代の女性の象徴のような存在なのかな、とその時代を私は知りませんが、思いました。
●今回のドラマに懸ける意気込みは?
原作を読ませて頂き、この作品、そして、それぞれのキャラクターのファンになった一人ですので、精一杯、原作のすずの魅力を表現していければ、と思います。戦争を知らない世代の方々にも一つの事実として戦争を知って頂き、そしてこれからの日本の未来を見つめて頂けるきっかけとなる様な作品にしていきたいと思います。とにかく精一杯頑張ります。

小出恵介コメント

●このドラマに出演されることについて?
役者になって初めて、日本の戦時下を舞台とした作品に携わらせて頂きますので、気を引き締めて撮影に臨んでいきたいと思っています。
●「北條周作」に対しての印象は?
ひたすらに、すずを守り、国に尽くす、真っ直ぐな青年だと思っています。
●今回のドラマに懸ける意気込みは?
自分に頂いたこの役を一生懸命伝えていきます。

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