細田守監督「未来のミライ」に福山雅治が出演「すべてに刺激を受けました」

細田守が監督・原作・脚本を務めるアニメ映画「未来のミライ」の追加キャストに福山雅治が決定した。

福山が演じるのは、主人公くんちゃんが時を超えた旅先で出会う物語のキーパーソン「青年」。予告編にはすでに登場しており、くんちゃんを馬やバイクに乗せ、さっそうと走る姿を確認できる。

以前から親交があったという細田と福山。細田が作品への思いや今回の役について話す中で、福山が本作のテーマ性に共感を抱いたことから、今回の出演が実現した。福山は「今回、細田監督作品の住人になれる機会をいただけたことを大変嬉しく思います」「声で役を表現することはほぼ未経験なので、現場では恥ずかしながらすべてに緊張し、そしてすべてに刺激を受けました」とコメントを寄せた。なお福山がアニメーション映画へ本格的に出演するのは今回が初めて。

7月20日より公開される映画「未来のミライ」は、甘えん坊な4歳の男の子・くんちゃんが、未来からやって来たくんちゃんの妹・ミライちゃんによって時を超えた冒険に旅立つ物語。くんちゃん役を上白石萌歌、くんちゃんの妹・ミライちゃん役を黒木華が務める。また本作は第71回カンヌ国際映画祭の監督週間に選出され、公式上映されることが決定している。

福山雅治コメント

今回、細田監督作品の住人になれる機会をいただけたことを大変嬉しく思います。
収録前に、まだ絵も音も完成してない映像資料を観させていただきましたが、その段階ですでに、心引き込まれ感動出来るこの作品が持つ力に驚きました。
歌うということを仕事にしながらも、声で役を表現することはほぼ未経験なので、現場では恥ずかしながらすべてに緊張し、そしてすべてに刺激を受けました。　
僕が年齢を重ねたことで忘れてしまっていた子供ならではの繊細な感受性を、丁寧に、かつ高度なアニメーション技術で表現されている今作品の完成を、これまで通り細田監督のいちファンとして心待ちにしています。