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「るーみっくアニメ上映会」山口勝平&木村良平登壇、「らんま」裏話も飛び出す

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高橋留美子原作によるアニメ「らんま1/2」と「境界のRINNE」のセレクション上映会が、去る4月22日にTOHOシネマズ新宿にて実施。トークパートでは「らんま1/2」で早乙女乱馬役を、「境界のRINNE」で六道鯖人役を演じる山口勝平と、「境界のRINNE」で十文字翼を演じる木村良平が登壇した。

「るーみっくアニメ上映会」と題されたイベントでは、「らんま1/2」からは「あかねの口びるを奪え」「ナンパになった乱馬」「乱馬はなびきの許婚?」の3話が、「境界のRINNE」からは「堕魔死神カンパニー」「若社長就任式!?」の2話が上映され、観客は大画面での“るーみっくわーるど”を堪能した。

上映後に登場した山口と木村。上映された「らんま1/2」の3話について、ラブコメ要素が強かったこともあり、山口は「なんでこの3話なんだろう」と照れながらコメント。観客に「みんなはやっぱりこういう話が好きなの?」と問いかけると、客席からは大きな拍手が送られた。それを受け、司会に「勝平さんセレクトで選ぶとしたら?」と振られると「『格闘ペアスケート』とか、『博打王キング』とか……」「個人的には『らくがきパンダ』も好きです」と話すと、観客も納得の声を上げていた。司会に「じゃあ今度は勝平さんセレクトの上映会をやりましょう」と、木村に「勝平さんのコメンタリー付きで」と提案されると、「あ、そういうのも楽しいかもね!」と笑顔で期待を寄せていた。

木村は「境界のRINNE」にて演じている十文字翼を「愛情深くて、アツくて、真面目で、とってもかわいい青年です」と説明。これには山口も笑顔で「十文字、かわいいよね」と同意した。山口は「『境界のRINNE』がアニメになったら出たいなって、原作を読んでるときから思っていて」と切り出しながら、「でも自分がやるならどれなんだろうなって考えたときに、今までの流れだと朧とかなのかなって思ってたんです」と振り返る。そして鯖人役でオファーが来たことに対し「うれしかったですね。留美子先生の作品でデビューさせてもらって、10年くらい経ったところで犬夜叉を演じさせてもらって。そこから時間が経って今度は(主人公の)親父役っていうのは……留美子先生の作品で成長させてもらってるなと感じました」と思いを語った。

また「らんま1/2」では、キャラクターソングの展開も多く行われていたことが話題に上がる。男バージョンの乱馬と女バージョンのらんまがデュエットする楽曲「チャイナからの手紙」について、山口は「あの楽曲は(女バージョンのらんまを演じた)林原めぐみちゃんと、1本のマイクで録ったんですよ」と告白。「別々で録ったものをミックスしているんじゃなくて、同時に録っていて。最初のうちはお互い決められたパートを歌っていたんだけど、最後のほうはノリで、自分が歌いたくなったら相手を退かしてました」と収録の裏話を明かすと、聞いていた木村も驚きの声を上げる。「だからお互いに割りこまれたところは『うわっ』とか言っておいて、あとで水とかお湯のSEをかぶせてもらったんです」と貴重なエピソードを披露した。

“るーみっくわーるど”の魅力について、木村は「独特のテンポ感とか、ギャグセンスがありますよね。あとキャラクターたちが生きているから、それぞれの世界の中でキャラクターたちが好き放題やっている感じがするんです。その世界を留美子さんっていうお母さんが、すごく大きな愛情を持って包んであげている。そんな愛を感じます」と述懐。山口も「確かに留美子先生って自分の作品のことを『この子』って言うんですよ。『境界のRINNE』は連載が始まってからアニメ化されるまでに間が空いていたから、『この子はアニメには向かないのかなって思ってたから、アニメ化が決まってすごくうれしい』っておっしゃっていたんです。(自分の作品に)愛情をすごく注いでらっしゃるのを感じた」と思いを口にした。

その後は、山口と木村のサイン入りの「境界のRINNE」ポスターをかけたジャンケン大会も行われるなど、賑やかなムードの中イベントは幕を閉じた。なお「境界のRINNE」第2シリーズは、NHK Eテレにて毎週土曜17時半より目下オンエアされている。

(c)高橋留美子・小学館/NHK・NEP・ShoPro

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