劇場アニメ「
プリズムアクトはSePTENTRIONらしい技
「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」は、応援上映でも知られるアニメ「KING OF PRISM」シリーズの最新作。昨日6月27日に封切られたばかりだが、集まったファンの応援は初日よりさらに進化し、劇中に登場する多数の新作プリズムショーや新たなプリズムアフレコにも完璧な対応を見せた。上映後の舞台挨拶は「プリティーボーイズ大集合!」と銘打たれ、一条シン役の
新規CGライブ映像が13曲登場するなど、60分作品とは思えない情報量だとファンの間で評判の今作。寺島は「久々に義務教育時代の、『いっぱい単語覚えなきゃ』みたいな気持ちになりました(笑)。アフレコ当日も徐々にいろんな声優さんがスタジオに集結していって、アベンジャーズのようで。僕と雅さんとながにゃん(永塚)は朝からいたので、『次は誰が来るんだろう』ってわくわくしながら収録しました」と振り返る。続いて永塚が作品の感想を「プリズムアクトをSePTENTRIONが初めて披露できたのはうれしかったです。プリズムアクトって点数にならないんだけど、お客様を感動させることのできる技。すごくSePTENTRIONらしいし、仁の意思を継いだのがエーデルローズだったというのが印象深かったです。対決していても、お客さんを楽しませることに垣根はないんだなと、この作品を通して考えさせられました」と伝えると、観客からも大きな拍手が起こった。
永塚の話に「そうだよなあ」としみじみ聞き入った五十嵐は、SePTENTRIONの新曲について思いを語る。「ラブパラ! -Endless Love,Love-」に関しては「年長組と年少組で歌のパートが分かれてて。年少組からグラデーションのように年長組へ移るんですが、この流れがエモいんですよ」と力説。「Sparkling Days」では「スタァLight」というフレーズにこだわりがあると話し、「流れ星のような、あるいはスポットライトかもしれない。お客さんによって変わると思うんですが、細かいところまで打ち合わせして歌わせていただいた」と振り返った。
“スケートをやりながら歌う”表現の難しさ
「KING OF PRISM」のキャラクターはもちろん、「プリティーシリーズ」歴代作品から男子キャラクターが大集合する今作。河合演じるシンヤと橘演じるマリオは、劇中で「EZ DO DANCE -HELL's GOD's STAR ver.-」に乗せ、SePTENTRIONのタイガ・カケルとダンスバトルを行う。2人は「まさかここが歌うなんてね」と顔を見合わせ、河合が「マリオのオラオラの『EZ DO DANCE』を先に聴いていたので、シンヤは逆にまっすぐに歌おうということになったんですが、やっぱりスピードスケートをやりながら歌ってる感じを出すのが、すごく難しかったです」と話すと、観客からも感心したような声が漏れる。橘は「相変わらず暴れてるし、迷惑かけてるし(笑)。本編(『
一方、「『キンプリ』という作品にひゅーいが、アフレコ現場に自分がいるというのが不思議な感覚でした」という田丸。「僕は『キンプリ』第1作を当時観てたんですが……」と話し出すと、すかさず観客から「ありがとー!」と歓声が上がり、独特の文化に「お客さんからこんなに『ありがとう』って言われるなんて、いいですね」と顔をほころばせる。「何より感じたのがスタッフの皆さんとキャスト陣の熱量。これは負けてはいかんと、(橙真役の)梶原(岳人)くんと『今日はやるぞ』という気持ちでアフレコに臨みました」と振り返る。さらに作品について「最初からクライマックスで、どこで落ち着くかと思ったら落ち着かないまま。でも全部観れちゃうしずっと面白いから、監督の考えてる世界観、どうなってるんだろう?」と素直な感想を述べると、「わかるー!」とファンも共感の声を上げた。
フォトセッションの間も「カッコいいよー!」「ありがとー!」と応援の声は絶えず、五十嵐はライブビューイングのカメラに向かって「全国のみんなー! きらめき届いてるかーい!?」、橘は「どうでもよくないぞー!」と呼びかける。運び込まれるパネルにまで「パネルありがとー!」と感謝を伝えるファンのおかげで、キャスト陣の間にも自然な笑顔が広がった。
キンプリは、いいぜ!
最後に田丸は「アフレコから今日まで、『プリティーシリーズ』『キンプリ』に関わったことで、自分も楽しい時間をたくさん過ごさせていただいたと思います」とお礼を伝え、ファンからの「ワッチャ! ワッチャ!」コールにひゅーいのオオカミボイスで応える。橘は「本編を観てくださってる方はわかると思うんですが、アニメでまたマリオを演じられると思っていなかったので、しかも仲間たちとともに演じることができて、あいつも今幸せなんじゃないかなと思っています」と「プリパラ」のファンにもメッセージを送った。
河合は「声優のお仕事は大江戸シンヤ役が初めてで、すごく思い入れがあるので、映画が決まったときから世界がキラキラ輝いて見えて、感無量です。あと、皆さんのペンライトの色変える速さがすごいので、僕もがんばってエリートになれるようたくさん観たいと思います!」と意気込む。小林は「WITHとして『キンプリ』の世界に来られたこともとってもうれしいんですが、池袋エィスの波動も感じつつ、まだまだきらめき浴びていきましょう!」と呼びかけ、中山は「皆さん本当に温かく迎えてくださり、ありがとうございます。皆さんのおかげでセリフがひと言じゃなく済みました! 何度でも観て、いろんなキャラクターに会いに行ってください」と挨拶した。
永塚は「『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』から6年経ってるんですよね」と切り出し、「前作のときは夢を見てるようです、とお話ししたんですが、この作品でようやく物語が動き出して、『キンプリ』が目覚めたなと。この作品は時間旅行をテーマにしてますが、僕も観た瞬間に6年の月日が吹っ飛んだんですよね。あの頃の感動が新鮮に、違和感なくつながった。こうして新しい物語を紡げるのも、皆さんが諦めずに応援し続けてくださったおかげだなと思っております」とファンに語りかける。五十嵐は「楽屋でそれぞれのキャラクターについて話したり、くだらない話をしたり。仲間になるってこういうことだなと。みんなとももっとリンクしていきたいし、もっと螺旋の上まで行きたいと思うので、引き続きよろしくお願いします」と呼びかけた。
そして寺島は、「『キンプリ』はもともと『プリティーリズム』の派生作品ということで始まった企画。そんな『キンプリ』が今回はほかの作品をつなぐターミナルになれたこと、『キンプリ』をそういう作品にしてくれたのは、観に来てくださっている皆さんのおかげ」と改めて感謝を伝える。続けて「大きなもとになっているのは女子のプリズムスタァの皆さんだと思います。今回はボーイズが集まれたので、もっと範囲を広げて……っていうのを、なんとかしてください!」と願望を口にすると、ファンからも「お願いしまーす!」と賛同の声が上がった。最後はこの日たびたび沸き起こった「いいぜ!」コールにフォーカスし、「キンプリはー?」「いいぜー!」のコール&レスポンスで舞台挨拶を締めくくった。
「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」
公開中
スタッフ
総監督:
脚本:青葉譲
キャラクターデザイン:松浦麻衣
シリーズゲストキャラクターデザイン:原将治、川島尚、斉藤里枝、満田一、戸田さやか
CGディレクター:乙部善弘
プリズムジャンプ原案:加藤大典
音楽:石塚玲依
音響監督:小島信人
原作:タカラトミーアーツ、シンソフィア、エイベックス・ピクチャーズ、タツノコプロ
アニメーション制作:タツノコプロ
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
製作:KING OF PRISM Project
キャスト
一条シン:
太刀花ユキノジョウ:斉藤壮馬
香賀美タイガ:畠中祐
十王院カケル:八代拓
鷹梁ミナト:
西園寺レオ:
涼野ユウ:内田雄馬
如月ルヰ:蒼井翔太
大和アレクサンダー:武内駿輔
高田馬場ジョージ:杉田智和
神浜コウジ:柿原徹也
速水ヒロ:前野智昭
仁科カヅキ:増田俊樹
法月仁:三木眞一郎
氷室聖:関俊彦
黒川冷:森久保祥太郎
山田リョウ:浪川大輔
シャヰン:斎賀みつき
神無月アヰ:
夢川ショウゴ:山下誠一郎
三鷹アサヒ:
高瀬コヨイ:土田玲央
大江戸シンヤ:
ウシミツ:鵜澤正太郎
マリオ:
三枝タカヤ:浦田わたる
花倉アユミ:天月
伊吹橙真:梶原岳人
ひゅーい:
ショウ:近藤隆
ヒビキ:KENN
ワタル:岡本信彦
関連記事
NaL(なる) @naru4u
私の隣の席の方が
初見さんだったみたいで
キャラわかんな~い
声優わかんな~い
と言う声が…
そんな時は、入場者特典で
ご縁があった子を
応援してあげて下さい!
きっと推しになる事でしょう…😊 https://t.co/928JKvCcef