井上雄彦が少年時代のガウディ描く！時を越えたコラボ展で

7月12日より六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催される、井上雄彦と建築家・ガウディのコラボレーション展覧会の正式タイトルが、「特別展 ガウディ×井上雄彦－シンクロする創造の源泉－」に決定。展覧会のロゴと、井上が少年時代のガウディを描き下ろした展示作品「トネット」が公開された。

ガウディの当時の愛称から名付けられた「トネット」には、バルセロナの田舎町で幼少期を過ごした氏の姿が、井上によって描き出されている。井上はこのほかにもガウディをモチーフに執筆した作品を多数出展する予定だ。

「特別展 ガウディ×井上雄彦－シンクロする創造の源泉－」は「日本スペイン交流400周年」文化事業のフィナーレを飾るイベント。素描、設計図、模型、家具など約110点を公開し、ガウディの偉業を紹介することはもちろん、実際にバルセロナへ赴いた井上がガウディの生涯を描画していく。

なお「特別展 ガウディ×井上雄彦－シンクロする創造の源泉－」は東京での開催以降、金沢・金沢21世紀美術館、長崎・長崎県美術館、神戸・兵庫県立美術館、後日発表される仙台の美術館を2015年7月まで1年かけて巡回する。

特別展 ガウディ×井上雄彦－シンクロする創造の源泉－

会期：2014年7月12日（土）～9月7日（日）
会場：森アーツセンターギャラリー（六本木ヒルズ 森タワー52階）
主催：東映、テレビ朝日、BS朝日、朝日新聞社、森アーツセンター
後援：スペイン大使館、J-WAVE
協力：カタルーニャ工科大学、サグラダ・ファミリア建設委員会、聖家族贖罪教会文書館、アイティープランニング、日経BP社