中村米吉の“ゆかりカワイイ”in浅草で、一緒に公演の成功祈願
現在、東京・浅草公会堂で上演中の「新春浅草歌舞伎」で、「本朝廿四孝 十種香」の八重垣姫、「与話情浮名横櫛 源氏店」のお富といった大役に挑んでいる中村米吉。八重垣姫は女方の大役・三姫の1つで、「十種香」では死んだはずの許嫁・武田勝頼(の絵姿)にそっくりな男に一目ぼれしてしまう。米吉は、腰元の濡衣に「ねえねえお願い、私と彼をくっつけて!」とお願いしたり、実は本物だった勝頼に「好き好き」と言い寄る八重垣姫のお姫様らしい天真らんまんさを、「これだけ可愛かったら、多少のワガママも仕方がない」と観客を納得させてしまう、圧倒的な可愛さで表現。「源氏店」では雰囲気が一転、湯上がり姿で登場したお富を、しっとりとした色気をたたえながら演じる。お富が持っている手ぬぐいの柄にも注目だ。このコラムは、“可愛すぎる女方”の名をほしいままにする米吉に、身の回りの“カワイイ”を紹介してもらい、カワイイ×カワイイの相乗効果を生み出すことを目的としている。ご存じの通り、今年の「新春浅草歌舞伎」は、米吉にとってラストイヤー。公演に足を運んだあと、余韻を感じながら浅草の街も散策したい。今回米吉が紹介してくれるのは、浅草で見つけることのできる、自身と縁深い“カワイイ”。さらに八重垣姫や、1組のカワイイカップルも登場する。