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対談者 / 鈴木隆介(東宝演劇部プロデューサー)

対談者 / 鈴木隆介(東宝演劇部プロデューサー)

「頭の中をのぞいてみたい」とは、時折聞かれる、観客から創作者らへの賛辞の言葉。令和の演劇界において、長期的な視点から綿密な物語を編むことのできるクリエイターの1人、脚本家・演出家の末満健一は、ダークで独創的な世界観から紡ぎ出されるオリジナル作品をはじめ、アニメやマンガ、ゲームといった人気コンテンツを原作とする2.5次元作品、翻訳ミュージカルと、縦横無尽に舞台界を駆け回り、才能を発揮している。そんな末満の対談企画「脳内雑談部屋」では、末満が“今、会って話したい人物”とクリエイティブにまつわるトークを展開し、末満の“頭の中”をのぞき見することを試みる。第3回では、昨年6・7月に上演され、末満が潤色・演出を手がけたミュージカル「ダーウィン・ヤング 悪の起源」のプロデューサー・鈴木隆介が対談相手を務める。鈴木はミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」、ミュージカル「この世界の片隅に」など、さまざまな舞台作品のプロデュースを担当するほか、“三銃士企画”として社外の同い年のプロデューサーと共に舞台を制作。さらにはスターの原石を見つけるためのオーディション「東宝シンデレラ」「TOHO NEW FACE」にて2022年に新設されたミュージカル部門で審査員を務めている。「ダーウィン・ヤング」以来、久しぶりの再会となった2人が、今後の舞台界を牽引する俳優像について語り合った。

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2024年1月19日
中村米吉の“ゆかりカワイイ”in浅草で、一緒に公演の成功祈願

中村米吉の“ゆかりカワイイ”in浅草で、一緒に公演の成功祈願

現在、東京・浅草公会堂で上演中の「新春浅草歌舞伎」で、「本朝廿四孝 十種香」の八重垣姫、「与話情浮名横櫛 源氏店」のお富といった大役に挑んでいる中村米吉。八重垣姫は女方の大役・三姫の1つで、「十種香」では死んだはずの許嫁・武田勝頼(の絵姿)にそっくりな男に一目ぼれしてしまう。米吉は、腰元の濡衣に「ねえねえお願い、私と彼をくっつけて!」とお願いしたり、実は本物だった勝頼に「好き好き」と言い寄る八重垣姫のお姫様らしい天真らんまんさを、「これだけ可愛かったら、多少のワガママも仕方がない」と観客を納得させてしまう、圧倒的な可愛さで表現。「源氏店」では雰囲気が一転、湯上がり姿で登場したお富を、しっとりとした色気をたたえながら演じる。お富が持っている手ぬぐいの柄にも注目だ。このコラムは、“可愛すぎる女方”の名をほしいままにする米吉に、身の回りの“カワイイ”を紹介してもらい、カワイイ×カワイイの相乗効果を生み出すことを目的としている。ご存じの通り、今年の「新春浅草歌舞伎」は、米吉にとってラストイヤー。公演に足を運んだあと、余韻を感じながら浅草の街も散策したい。今回米吉が紹介してくれるのは、浅草で見つけることのできる、自身と縁深い“カワイイ”。さらに八重垣姫や、1組のカワイイカップルも登場する。

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2024年1月18日